製品レビュー

  • 個性的な高域と安定したパワーを持つアクティブ・モニター

    個性的な高域と安定したパワーを持つアクティブ・モニター

    FAR AV-6

    久しぶりに使えるスピーカーに出会った気がした。それが第一印象だ。アクティブ全盛のモニターの中で、本当に使えるモノが少ないことを嘆いていた矢先のことだ。私はこのレポートを書くに当たって、初めてFARというメーカーの製品に触れたので、http://www.far-audio.comにアクセスしてみると、ベルギーにあることをはじめ、かなりのバリエーションのモニター・スピーカーを発売していることが分かった。アクティブ・モニターだけでも、本機を含めたAVレンジと呼ばれる5機種と、コンパクトなPeakレンジという2機種、パッシブ・モニター6機種、さらにパワー・アンプ2機種、サブウーファーだけでも5機種をそろえる充実ぶりに驚かされた。私が勉強不足だけだったのか、まだまだ浸透していないのか、会社の歴史が6年足らずのFARは、これからが期待できるメーカーには違いなさそうだ。

    伊藤圭一(Kim Studio) 2001/02/01

  • 操作性抜群のボーカル・ピッチ&フォルマント・プロセッサー

    操作性抜群のボーカル・ピッチ&フォルマント・プロセッサー

    TC・HELICON Voice Prism

    T.C.ELECTRONICの新しいブランドTC・HELICONから、VoicePrismというボーカル用プロセッサーが発表された。内容は簡単に言って"ハーモニー・マシン"らしい。マニュアルをざっと見ても製造関係の表示が見当たらなかったんだけれど、筐体の背面を見たら、あった。HELICONの名前と並んで"TC-IVL Ventures INC"のクレジットがある。やっぱりIVL社が絡んでいるんだ。要するに本機は、以前IVLが絡んでDIGITECHから発売されていたStudio Vocalistの最新型と言ってもいいかもしれない。こういう言い方をするとひんしゅくを買ってしまうかもしれないんだけれど、どこのメーカーから出ていても、IVLファンである僕にとっては"IVLの仕業"なので、大いに気になる存在である。Studio Vocalistやその姉妹機はスタジオ・ワークで"ハーモニー・マシン"として大活躍してきた。Voice Prismはそれからどれくらい進化してきたのだろうか? 早速AVACOスタジオのMMルームに持ち込んでテストしてみた。ソースはたまたま手近にあったテープのボーカル・トラックを借用している。

    寺田仁 2001/02/01

  • マイク・プリアンプを搭載した音質重視のADコンバーター

    マイク・プリアンプを搭載した音質重視のADコンバーター

    APOGEE Trak2

    最近マイクプリとADコンバーターを組み合わせた製品が数多くリリースされていますが、ADコンバーターのしにせであるAPOGEEからも2chのマイクプリとADコンバーターを組み合わせたTrak2が発売されました。ADコンバーターはもちろんですが、APOGEE初と思われるマイクプリの音質も気になるところです。

    宮原弘貴(マグネット・スタジオ) 2001/02/01

  • 自宅からPA現場まで幅広く対応する20chアナログ・ミキサー

    自宅からPA現場まで幅広く対応する20chアナログ・ミキサー

    YAMAHA MX20/6

    発売以来、好評を得てきたYAMAHAのアナログ・ミキサーMX12/4が、久しぶりにアップグレードされ、MX20/6、MX12/6という2機種となって新たに登場した。基本性能重視のアナログ・ミキサーということで期待が高まるところだ。早速、上位機種であるMX20/6をチェックしてみたのでその使用レポートをお届けしていこう。

    板橋弘之 2001/02/01

  • クラブでのライブにも対応できる本格的DJミキサー登場

    クラブでのライブにも対応できる本格的DJミキサー登場

    ALLEN&HEATH XOne:464

    21世紀になってもまだまだ元気なのがDJの世界。業界に元気があるのはいいことです。国内や海外からも続々と新製品が登場する中、本家ミキサー屋のALLEN&HEATH(以下A&H)から遂にDJミキサーがリリース。とはいってもそこはそれ、DJ専用というわけではないことは一目瞭然。まー、図体がデカイので一瞬ひいちゃいましたけど(笑)、この大きさには訳があるはず。そして、それだけの機能があるということでしょう。6本のステレオ・フェーダーに4本の本格的なシングル・フェーダー。いろいろ夢がふくらんできますよね? ということで、早速電源を入れて音を出してチェックを始めてみましょう。

    宮崎“D.M.X”泉 2001/02/01

  • 24ビット対応の単体型24trハード・ディスク・レコーダー

    24ビット対応の単体型24trハード・ディスク・レコーダー

    MACKIE. HDR 24/96

    一昨年の発売アナウンスの後、なかなか発売されないので心配していたHDR24/96だが、今回ようやくチェック用に製品版が手元に届いた。やはり一番気になるのが"ディスプレイを使った波形編集がどこまで快適にできるのか?"という点。スペック的には、より高価なプロ機であるFAIRLIGHTやOTARIのRadarに迫る内容なだけにその完成度は大いに興味あるところだ。

    原口宏(スパーブ) 2001/02/01

  • ローコスト/ハイパフォーマンスが魅力のコンデンサー・マイク

    ローコスト/ハイパフォーマンスが魅力のコンデンサー・マイク

    BEHRINGER B-2

    ローコストのコンデンサー・マイクのラインナップが各社から熾烈に出ていますが、またもBEHRINGER社から新たな製品B-2が登場しました。低価格で多機能な録音機材から、PAやDJ機器まで各種アイテムを数多く出しているドイツのBEHRINGER社。読者の皆様方は、そのパフォーマンスの良さを十分ご存じのことでしょう。それではこのB-2がどれほどの実力か、じっくりチェックしてみましょう。

    鎌田岳彦 2001/01/01

  • エンベロープを自由にコントロールできる驚異のエフェクター

    エンベロープを自由にコントロールできる驚異のエフェクター

    SPL Transient Designer Model 9946

    SPLというメーカーはあまり皆さんにはなじみがないかもしれませんが、レコーディング・スタジオやプロ・ユース向けに、ユニークでポテンシャルの高い製品を出しているドイツのメーカーです。有名な製品としてVitalizerというエンハンサーや、その真空管仕様のものでサチュレート効果が得られるTube Vitalizerなどがあります。私自身もヒップホップ系の低域を作るときにはこれらの機材を必ずと言っていいほど使用しています。このほか、SPLからは歪み系でも良い製品がいろいろと出ていますが、今回紹介するこの製品は一体どのような効果が得られるものなのでしょうか。

    三好敏彦(HAL STUDIO) 2001/01/01

  • 1Uにリミッターとデジタル・アウトまで搭載した8chマイク・プリアンプ

    1Uにリミッターとデジタル・アウトまで搭載した8chマイク・プリアンプ

    PRESONUS DigiMax

    PRESONUSの製品ラインナップには好評のコンプレッサー機能を軸にして、2chマイクプリとの一体型や8ch仕様の2Uモジュールなど、MTRへのダイレクト・レコーディングに便利な機材が並んでいる。今回紹介するDigiMaxもその延長線上の製品と言え、デジタル機器へのダイレクト接続を可能にするために各種デジタル出力端子を標準装備しているのが特徴だ。

    原口宏(スパーブ) 2001/01/01

  • 優れた基本性能を誇るプロフェッショナル用デジタル・コンソール

    優れた基本性能を誇るプロフェッショナル用デジタル・コンソール

    SONY DMX-R100

    SONYのデジタル・コンソールと言われて、まず思い出すのはOXF-R3です。OXF-R3は業務用の大型デジタル・コンソールで、音質や操作性などにおいてとても高い評価を得ています。日本ではまだ導入されている台数が少ないようですが、海外ではよく知られているデジタル・コンソールの1つです。そして、このOXF-R3の技術をフィードバックし、開発されたのが今回紹介するDMX-R100です。だいぶ前から発表はあったものの、なかなか発売されず非常に気になっていたのですが、かなり完成度の高い製品のようです。

    何と今回はこのコーナー始まって以来の4ページ! こんなサンレコ史上に残る記念すべき原稿を、私なんかが書いていいのだろうか?などと思いつつ、字数の許す限り、なるべく細かく見ていきたいと思います。

    宮原弘貴(マグネット・スタジオ) 2001/01/01

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