Reol × Kiwi

BLUE MICROPHONES Impression by Reol 撮影:Chika Suzuki 2019年7月26日

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安価なマイクでは間引かれてしまう
声の細かい動きもキャッチしてくれます

BLUE MICROPHONESの製品を一線のアーティストに試していただく連載。今月は、シンガー・ソングライターで自らレコーディングやトラック・メイクも手掛けるReolさんの登場です。ソリッドステート・コンデンサー・マイクの最上位機種=Kiwiを歌入れでチェックしていただきました。

Reol(トップ写真)
<Profile>シンガー・ソングライターで、自身の活動全般をセルフ・プロデュース。DAWで曲作りや録音を行い、ベース・ミュージック基調のトラックにキャッチーな歌を乗せる。ビクターのレーベルCONNECTONEから3月に『文明EP』を発表。

 

中域の情報量が多くなりふわっと増幅される印象

ボーカルは、本チャンもプライベート・スタジオで録っています。レコーディングからディレクション、テイク選びまで全部1人でやっていて、選定したものをサウンド・プロデューサーのGigaに送ってコンピング〜ミックスしてもらうんです。普段NEUMANN U87AIで歌入れしているので、今回は近い価格帯のマイクとしてKiwiを試してみることに。

同じBLUE MICROPHONESのBaby Bottle SLも所有しているのですが、比べてみると、Kiwiがいかにハイグレードであるか実感できました。それは“歌に込めた感情表現”がきちんと録れるから。世の中には歌をロボットのように聴かせるエレクトロニック・ミュージックもありますが、私は自分で詞を書くので、メッセージ性や声色の表情を大事にしています。具体的には、緩やかなクレッシェンドや微妙に息を混ぜて歌ったりする部分で、安価なマイクでは間引かれがちですが、Kiwiはきちんと拾ってくれる。裏を返せば、そこが欲しいならKiwiクラスのものを使わないとって感じです。

周波数的なキャラクターに関しては、私の声質だと中域がすごくふわっと増幅される感じ。情報量が増えるというか、“録れる声の色”が多いようなイメージです。高域に関してはやや控えめになると思いましたが、こうした音色に対する印象は、ボーカリストによっても変わるような気がします。録り音をオケに混ぜて再生してみると、ノーエフェクトでも“芯”のある太い音。特別な処理をしなくても、すぐそばで歌われているような臨場感を覚えました。

 

▲Kiwi(229,800円)は、9種類の指向性を切り替えて使用できるソリッドステートのコンデンサー・マイク。クラスAディスクリート回路を備え、高級感あふれる木製ケース付きです。そのケースの中は青いベルベット!

▲Kiwi(229,800円)は、9種類の指向性を切り替えて使用できるソリッドステートのコンデンサー・マイク。クラスAディスクリート回路を備え、高級感あふれる木製ケース付きです。そのケースの中は青いベルベット!

 

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【製品サイト】
BLUE MICROPHONES

 

 

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