5ブランドのサウンドを体感!12インチ・アクティブPAスピーカー試聴会レポート

レポート by 市原 泰介(サウンド&レコーディング・マガジン編集部) 2016年9月16日

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去る9月14日〜15日、トモカ電気主催による“12インチ・ポータブル・ライブ・スピーカー試聴会2016”が、秋葉原ラジオ会館10Fイベント・スペースにて行われた。パワード・スピーカーは、ユニットとキャビネット、アンプの組み合わせや設定が最適化されているので、スピーカーのポテンシャルを簡単に引き出すことができるところがメリットだろう。その中でも12インチ・ウーファーの2ウェイ・フルレンジ・モデルは持ち運びが容易なため、さまざまなシチュエーションでの需要が高まっている。このイベントは、人気の12インチ・アクティブ・スピーカーの今を体感できる試聴会として昨年からスタート。今回は12インチ・フルレンジ・スピーカーに加え、サブウーファーも組み合わせたシステムでの試聴がメイン・テーマとなっていた。2時間程度の試聴会は1日2回を2日間、合計4回開催され多くの来場者でにぎわった。
 

▲司会進行を務めたトモカ電気・前原氏

▲司会進行を務めたトモカ電気・前原氏

参加ブランドはEAW(音響特機)、ELECTRO-VOICE(ボッシュセキュリティシステムズ)、JBL PROFESSIONAL(ヒビノプロオーディオセールス Div.)、RCF(エレクトリ)、YAMAHA。各社のプレゼンテーションは約20分で、まず全機種共通の音源を使って12インチ・フルレンジ・スピーカーのみで再生。続いてサブウーファーを追加したシステムでもテストが行われた。その後、製品の解説と、各社が持参した音源を使った試聴といった流れで進行。各スピーカーの音の特徴を確認することができた。

 

試聴対象となった機種(フルレンジ/サブウーファー)

EAW RL12+RL18S
ELECTRO-VOICE EKX-12P+EKX-15SP
JBL PROFESSIONAL SRX812P+SRX818SP
RCF HD12A+Sub708-ASII
YAMAHA DXR12+DXS18

▲ステージ脇にはサブウーファーの上に12インチ・フルレンジが積まれた状態で置かれ、瞬時にステージで切り替えられるように準備されていた

▲ステージ脇にはサブウーファーの上に12インチ・フルレンジが積まれた状態で置かれ、瞬時にステージで切り替えられるように準備されていた

試聴機種は30万円(1本)以内の12インチのアクティブ・スピーカー、それに適したサブウーファーという条件下で各社が選んだもの。結果としてサブウーファーはほとんど18インチが使用されていた。どの機種も幅9m×奥行き18m×天井高3mのイベント・スペースを十分カバーできる音量と音質で、小型スピーカーのクオリティを体感することができた。これらのスピーカーを導入する場合は、好みのサウンドと価格とのバランス、設置環境に適したデザインなどがキモとなるだろう。

イベント会場の後方に設置されたブースには、各メーカーの最新機種などが展示され、来場者の関心を引いていた。

▲主催のトモカ電気ブース

▲主催のトモカ電気ブース。放送業務用機器を中心に取り扱っている


 
▲音響特機ブース

▲音響特機ブース。MACKIE. AXISシステムのコントロール・サーフェスDC16が国内初の披露となった。iOSアプリのMaster Faderも併せてV4.5となり、スペクトログラフの表示が可能になるなど、機能が追加された


 
▲ボッシュセキュリティシステムズ・ブース

▲ボッシュセキュリティシステムズ・ブース。ELECTRO-VOICEのマイクNDシリーズや設備向けスピーカー・システム、DYNACORDのパワード・ミキサーPM502などが所狭しと並んでいた


 
▲ヒビノプロオーディオセールス Div.ブース

▲ヒビノプロオーディオセールス Div.ブース。USBオーディオ・インターフェースを搭載したアナログ・ミキサーSOUNDCRAFT Signatureシリーズや、SHURE SM58の50周年モデルなどが展示されていた


 
▲エレクトリ・ブース

▲エレクトリ・ブース。RCFのPAスピーカーD-Line HD-10やEvoxシリーズ、STUDIO TECHNOLOGIESのネットワーク・インターフェースなどを出品


 
▲YAMAHAブース

▲YAMAHAブース。デジタル・コンソールTF1、Dante対応のI/Oボックスなどを中心に、最新パワー・アンプPXシリーズなど多彩なラインナップを紹介していた


 

関連リンク

トモカ電気
http://www.tomoca.co.jp/

 
 

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