第36回 スランプ脱出法と緊張したときの対処法

中山浩佑のトランペット初級セミナー by 中山浩佑 2012年5月8日

良い演奏は良い精神状態から!トランペットは非常にメンタルな楽器ですから。

皆さん、こんにちは。

今日はスランプ脱出法と緊張についてお話しましょう。

スランプ脱出法

スランプになる人はたくさんいると思います。

特に高い音を出すことを目指してる人は陥りやすいのではないでしょうか。

僕も”あれ?”ということがよくあります。特に高校時代は毎日悩んでくよくよして、師匠に毎日のようにいつも相談していました。

今では”こうすけって悩んだりしなそうでいいよね”とか言われたりしますけど(笑)、実はそんなことなかったんです。

話がそれてしまいましたが、スランプになった時の脱出方法は、ずばり練習しないこと!

調子が悪いときは海に行ったり、山に行ったりして自然に触れたり、映画を観たり、絵画を楽しんだり、買い物したりして、楽器から離れてみてください。

またやりたいなという気持ちが湧いてきたときにやればいいと思います。

音楽もスポーツとは違い芸術ですからね!楽しむことです。

特に人間は追い込まれると悪い方向に行くので冷静になれるようにしましょう。

あとはいろいろなサイズのマウスピースを吹くこと、他の楽器を触ることもおすすめします。

悩んでしまったときは、そのことについて考えないのが一番だったりします。ラッパ吹きは繊細な人が多いので、いろいろと気になってしまうと思うんですが(笑)。

トランペットはメンタルな楽器ですので、気張りすぎないで気楽にいきましょう!

なぜ緊張するのか?

また緊張についてですが、ラッパって結構ミスも目立つし、絶対外せないパートも多々あってドキドキしますよね!

なんで緊張ってするんでしょうか?

それはやっぱり不安要素があるから、というのが答えだと思います。

負のスパイラルに入るとどんどん緊張していって頭の中が真っ白になってしまいます。

不安にならないくらい練習する。また、どうにかなる!失敗なんか怖くない!と思って根拠のない自信を持つことも大切です。

だからトランぺッターって根は繊細で優しいのに、見た目がいかつい人が多いのかもしれません(笑)。

また緊張してしまったときは、緊張の波に乗るということもすごく大切です。

そうすると火事場の馬鹿力みたいな、自分の潜在能力を引き出すことができます。

緊張もいい流れに変えていけるように自分をコントロールしましょう!

とにかく“ミスを恐れた段階でミスをするカウントダウンがはじまる”と言う風に覚えておいてください。

どうせ間違えるなら思いっきり自信を持って間違えましょう!びびって萎縮してると音もプレイもそうなっていってしまいます。

やはりトランペットってメンタルな楽器ですよね。

楽器も音楽も愛してあげてください。そしてとにかく、楽しんで演奏しましょう!

中山浩佑

本名・中山浩介。1985年03月10日 大阪生まれ。トランペットを15歳から始める。尚美学園大学音楽表現学科Jazz&Popsコース Trumpet科卒業。トランペットを、ERIC MIYASHIRO、西村浩二、木幡光邦、松島啓之、奥村晶、辻本憲一、生川耕次郎、各師に師事。在学中よりスタジオワークを中心にライブ、作、編曲、ミュージカルやTVなどジャンルにとらわれずにオールマイティに活動中。数多くのTVCMや映画音楽、ジャニーズやJ-Pops、演歌、クラシックなどの録音に参加。
ライブ活動では自己のバンドを始め、エリック宮城EMBIGBAND(サポート)、木幡光那923BigBand、メジャーアー ティストのツアーなど、他にも様々なジャンルのバンドに参加し、SAX&BRASSマガジンへの執筆や、個人でのレッスンや高校に招かれてレッスン、ゲスト演奏などクリニシャン、プレイヤーとして、 後世の音楽家の育成にも積極的に取り組んでいる。トランペットの他に、口笛、ホルンなども演奏している。



TUNECORE JAPAN