【サックス用語辞典】第31回 譜面台

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年6月30日

サックスに限った話ではないのですが、今回は練習の必須アイテムの一つ「譜面台」を紹介します。

譜面台にもたくさんの種類があります。

 

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鉄製の広い台のものは安定感があります。特にサックスは首から吊り下げるため譜面台にぶつかりやすく、座奏の際にはかがむとストラップから楽器が外れて落下することもありますので、片手で楽器を抱えながら楽譜に直接ペンで書くときも筆圧を加減する必要がなく、すごく便利です。

デメリットは高価であることと、持ち運びに適さないことです。

 

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鉄製のものでも軽量化を目的とした穴あきのものがあります。ただし、この穴あき譜面台はホールやライブでの使用時に注意すべきことがあります。

 

それはスポットなどの照明で逆光になるとき。

 

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譜面が水玉状態になって見づらくなってしまうんです…。

このようなときは黒い紙を一枚敷くだけでも目隠しになるのでお勧めです。

 

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そして定番とも言える折りたたみ式の譜面台。備品として使用している学校も多いと思います。コンパクトになるので持ち運びにも収納にも困らない上に、大型のものに比べて安価と、メリットはたくさんあります。

特にアルミ製のものは軽いので持ち運びが多い人には最適ですね。軽くなった分、倒れやすいというデメリットもありますが…。

 

しかし、この折りたたみ式譜面台は開きかたに迷う人も多いので少し解説しておきます。

 

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▲まずは足を開き、高さを調節します

 

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▲ 折りたたまれている部分に長い方と短い方があるので、長い方を上に回して短い方を下にしておきます

 

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▲そこからゆっくり開いていきます

 

片付ける場合は逆の手順で行って下さい。

 

用途に合わせて上手く活用できるといいですね。

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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