【サックス用語辞典】第29回 サックス用マイク①

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年6月16日

サックスで使用されるマイクにも多数の種類があります。

今回はダイナミック・マイクとコンタクト・マイクについて説明します。

 

ダイナミック・マイク

リハーサル・スタジオやライブハウスなどに置いてある一般的なマイクです。マイクを使用するのに電源を必要としないことや、頑丈なので扱いやすいのが特長です。

サックスで使用する場合はマイク・スタンドに設置し、ベルをマイクに近づけて演奏します。ただし、マイクの向きから外れると途端に音が小さくなり、ハウリングなどの原因にもなるので演奏時にはマイクの位置にも気をつけなければいけません。

〈サックスでよく使用されるダイナミック・マイクの機種〉

SHURE社のSM57やSM58など。

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▲SM58(左)、SM57(右)。管楽器ではSM57の方が比較的よく使用される。

 

コンタクト・マイク

最近はチューナー用として販売されるようになっているマイクです。洗濯バサミのような形状になっており、楽器を直接挟んで使用します。

通常のマイクは空気振動(楽器から出た音)を電気信号に変換しますが、コンタクト・マイクは楽器の振動を直接電気信号に変換します。

いざチューニングしようと思ったとき、周囲で大きい音量が出ている場合や合奏中では通常のチューナーでは音程を計測することができません。

しかし、チューナーの「mic. in」などと書かれたところにこのコンタクト・マイクを取り付けると楽器の振動を直接拾うことができるので、周囲の音が大きいときでも音程を計測することが可能です。

 

〈サックスでよく使用されるコンタクト・マイク〉

コルグ社のCM-200、ヤマハ社のTM-20など

 

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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