【サックス用語辞典】第26回 キィ・ガード

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年5月26日

サックスのキィを保護する目的で着いているのがキィ・ガードと呼ばれる部品です。

サックスのキィの接合部分は細く曲がりやすいので、このキィ・ガードを着けて衝撃が直接伝わらないような設計になっています。

 

キィ・ガードは下記の4ヶ所にプレート状の金具が着いているものが主流です。

 

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▲(1)低音B♭とB部分のキィ・ガード、(2)低音Cのキィ・ガード

 

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▲(3)E♭のキィ・ガード

 

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▲(4)右手D-E-Fキィ裏のキィ・ガードと、支柱リング

 

キィ・ガードの他にも楽器の剛性を高めるため、ベルと主管をつなぐ「支持リング」や「支柱リング」と呼ばれるものが着いています。

 

これまで見たキィ・ガード以外にも、(1)と(2)が一体型の通称「Jキィ・ガード」や、一部のビンテージ機種に見られる太い針金を利用した「ワイヤー・キィ・ガード」といったものもあります。

 

サックスは調整が狂いやすいため、このようにさまざまなパーツで守られていますが、それでも取り扱いには注意が必要です。

 

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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