【サックス用語辞典】第25回 フラジオ

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年5月19日

サックスの通常音域はパーム・キィを使用したファ#(High F#キィが無いものはファ)までです。これよりも高い音の事をフラジオ(別名:アルティシモ)と呼びます。

 

フラジオを出せるようになるとサックスの音域も3オクターブ以上(通常音域では2オクターブ半)に広がり、大体レ(パーム・キィのレの1オクターブ上)位まで出るようになります。

 

通常音域とフラジオ音域

25cut

 

フラジオは覚えづらい特殊な運指、また特殊な吹き方を行うのでサックス初心者には不向きな奏法です。しかし、難易度の高い曲はフラジオ音域を使うものも出てくるので、中級者以上は出せるように練習しておきたいところです。

 

フラジオ運指は一つの音に対して多数あり、使用する運指はプレイヤーにより異なります。

音を出しやすいものや、指が動かしやすいもので選ぶといいでしょう。

 

下記に私がリットーミュージックから出している教本の一部よりフラジオ運指表を撮影した画像を掲載しておきます。(出典:一生使えるサックス基礎トレ本 P251図)

 

ちなみに、私は各音の一番左の運指を使用しています。

フラジオ運指cut

 

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

TUNECORE JAPAN