【サックス用語辞典】第10回 リガチャー②

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年2月3日

先週に引き続き、サックスのマウスピースとリードを取り付ける「リガチャー」についてです。

リガチャーのネジの本数も各メーカーにより異なります。

 

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上写真のようにリードの振動効率を重点的に考えた0本のもの(マウスピースにはめるようなもの)や、下写真のようなバランスよく締めることのできる1本のものなどがあります。

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基本的には締め方によって変化を与えることができる2本のものが一般的なリガチャーになります(下写真)。

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また、材質によっても音色の変化があります。

革製品のような柔らかい素材のものは柔らかくダークな音色に、逆に硬い金属では音色は明るい音色になる傾向にあります。

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また、リガチャーの取り付け位置によっても吹奏感が異なります。

リガチャーを奥側で取り付けるとリードの振動も大きくなり、音量を大きくすることができますが、コントロールも難しく息の量も必要とします。

逆に手前に設置するとコントロールしやすく息の量も少なくなりますが、音量を出しづらくなります。

個人的にはリードの硬さによって取り付け位置やネジの締め方も変えて吹きやすさを調整しています。

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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