【サックス用語辞典】第8回 樹脂製リード

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年1月20日

リードはケーン(葦)という天然素材で作られたものが主流ですが、近年ではケーン材質のリードだけでなく、プラスチックなどを使った樹脂製のリードも販売されるようになっています。

 

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プラスチック製のリードのBARI(バリ)、ファイバー繊維を利用したFIBRACELL(ファイブラセル)などから始まり、ここ数年でもプラスチック製のLegere(レジェール)、ファイバー繊維のHrry Hartmanns(ハリー・ハートマンズ)やhahn reeds(ハーン・リード)、竹の繊維を利用して作られたForestone(フォレストーン)といったメーカーも出てきています。

これらの人工リードの特徴は安定性と耐久性です。

1枚のリードでもケーン素材のリード1箱に相当し、高価なものになりますが、人工的に作られたものなのでそれに見合った耐久性(音の劣化が遅い)のでコスト・パフォーマンスは高いと言えます。

また、製造も均一につくれるので、音の安定性が抜群です。当たり/ハズレではなく「必ず出る」という安心感は絶大です。

まだ音色面ではケーン素材のものを好む人も多いですが、これら樹脂製のリードもケーン素材のものにかなり近い状態になっています。リードに悩みを抱える人は1度チェックしてみては?

 

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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