【サックス用語辞典】第6回 2半? 3半? リードの硬さ

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年1月6日

サックスの発音体であるリード。これはケーンと呼ばれる葦の一種で作られています(近年はプラスチックなどの人工素材もありますが、それはまた後ほど)。

そのケーンの硬さによって吹奏感や音色にも影響を与えることになります。

リードの硬さは番号で(もしくはSoft〜Hard)表されており、1が柔らかく5が硬いものになっています。

また、さらにそれを半分に分け、全部で9段階に分かれているものが主に使われています。

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この中で2 1/2や3 1/2といった硬さのものは、通称「2半(ニイハン)」「3半(サンハン)」と呼ばれています。

実際には2〜4までが一般的であり、それ以外の硬さはかなり珍しいもの(一般的には使用されないもの)になります。

また、硬さの数値というのは平均値で出されています。

つまり、3番と言っても全て同じ硬さというわけではなく、平均値なので柔らかいものや硬いものも含まれています。

番号を低くしたからといって、必ずしも柔らかくなるわけではないので注意が必要です。

最後にそれぞれの硬さのメリットとデメリットを比較してみます。

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個人的には比較的柔らかいもので、吹きやすさ(快適に吹けるもの)を主に重視しています。

息を入れたときに音の立ち上がりがよく、さらに高音がスムーズにでるリードが適した硬さと言えます。

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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