【サックス用語辞典】第4回 ネック・スクリュー/ライアー・スクリュー

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2013年12月16日

サックス本体に取り付けられた2つのネジ。

これはネック・スクリュー(Neck Screw)とライアー・スクリュー(Lyre Screw)と呼ばれています。

ちなみにライアー・スクリューは、セルマーやヤナギサワのようにネック・スクリューのすぐ横に取り付けるものと、ヤマハのように本体の下部についているものとがあります。

ライア・スクリューの位置

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▲ネック・スクリューのすぐ横につくセルマー(左)とやや下側に付けられたヤマハ(右)

 

ネック・スクリューは、ネックと本体のジョイント部分を締める役割で、ネックを固定するために使うものです。

それに対し、ライアー・スクリューの方は四角い隙間が空いており、ライアーを差し込むような形状になっています。

この「ライアー」というのは本来「竪琴」という意味ですが、サックスの場合、その竪琴のような形をした、小さい譜面台(譜面ばさみ)のことを指します。

ライアーは主にマーチングのときに使用します。マーチングでは歩きながら演奏するため、一般的な譜面台を使用することができません。

しかし、暗譜で演奏するのも不可能。

そこで、ライアーをサックスに取り付け、歩きながらでも譜面を見て演奏できるようにするのです。

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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