【サックス用語辞典】第2回 サックスの“材質”

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2013年12月2日

サクブラ用語辞典、第2回はサックスの“材質”についてです。

サックスは強度や価格の問題からか、真鍮製がほとんどですが、真鍮以外の材質で作られたサックスもあります。

まずは銀。フルートでは管体が総銀のものも多いですが、サックスでも近年、銀メッキではなく管体が銀で作られたモデルも出てくるようになりました。

ほかにはブロンズ製(青銅製)のものもありますが、こちらはすべて銅でできているわけではなく、真鍮の銅成分を増やしたものを指す場合が多いです(真鍮は銅と亜鉛の合金)。銅が多いため、通常よりも赤っぽい色味になります。

ちなみに、フルートでは亜鉛と銅とニッケルの合金である洋銀のほかに、金やプラチナといった高価な金属を使用したものもあります。最近ではサックスのネジの材質として洋銀が使われることもありますね。

ただし、材質が高価だから良い音がするということではありません。

好みの音を出す楽器、吹いていて心地よい楽器としての選択肢として考えてみましょう。

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

http://katsuhirokado.com

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