4つの帯域を個別に調整できるIron Etherのベース用ディストーション・ペダル
Iron Ether QF2
ベーシスト向けに高品質なエフェクターを制作しているアメリカのハンドメイド・ブランドIron Etherより、斬新かつ実用的なベース用ディストーション・ペダル「QF2」が登場した。
「QF2」は入力された信号を4つの帯域に分割し、それぞれの音質を個別に調整することができるというユニークなベース用ディストーションだ。全体の周波数も約3オクターブの範囲で調整可能。複雑で細かな設定により、一般的なディストーションとはまったく異なる次元で音作りができる。
そのサウンドの表情は、ローゲインのクリアなオーバードライブから、歌うように伸びやかで甘いディストーション、激しく荒々しいファズなど、実にさまざま。スムーズでクリアなサスティーンと心地良い歪みを両立させることも可能。エクスプレッション・ペダルを使えば、ファズワウのような音作りも可能となる。
電源はDC9Vセンターマイナスアダプターで動作する。また、組み込みから塗装まですべて手作業で製作されているため、一部塗装にむらなどが生じている場合もあるという。
各コントロールの役割は次のとおりだ。
- Volumeノブ:音量を調整する。
- Driveノブ:歪み量を調整する。
- Frequencyノブ:全体の周波数帯域を調整する。
- Bandノブ:4種類の帯域(Low、Low Mid、High Mid、High)をそれぞれ調整する。
- Mixノブ:クリーン・サウンドとエフェクト・サウンドのミックス量を調整する。
- Boostスイッチ:歪み量を増加させる。トグルスイッチで3倍と10倍を切替える。
- Qスイッチ:それぞれの帯域のフィルターの効果を強くする。一部の帯域のみブーストすることが可能。
- BP/HPスイッチ:バンドパス、ハイパスを切り替える。
- Expressionジャック:エクスプレッション・ペダルを接続することで、Frequencyを調整することができる。
この「QF2」で実際にどのような音が作れるのか、ベーシストならばきっと気になるに違いない。
関連リンク
Iron Ether
QF2
42,000円
※表示している価格はニュース掲載時点のものです。また税込/税抜についてはメーカーの表示したものに準じて記載しています。
問い合わせ
LEP INTERNATIONAL
TEL: http://lepintl.jimdo.com/