UKのブランド、VINTAGE PEDAL WORKSHOPのペダル・エフェクターが日本上陸

VINTAGE PEDAL WORKSHOP ZONK Machine、他

PRODUCTS by 編集部 2011/08/11

UKのサウスヨークシャーを拠点とするミュージックギア・ブランド、The VINTAGE PEDAL WORKSHOPの製品の国内販売をモントルーが開始した。

The VINTAGE PEDAL WORKSHOP(ヴィンテージ・ペダル・ワークショップ、VPW)は、今日では入手が困難となった銘機のサウンドを寸分違わず復刻し、ファンに届けることを目的に立ち上げられたブランドだ。中心人物は技術者スティーヴ・ジャイルズ。創設は2010年と若いブランドながら、製品の再現度の高さはオリジナル機そのものと、ペダル・ファンから絶賛されている。

ここではモントルーによって国内販売が開始されたVPWの各種ペダル・エフェクターを紹介しよう。なお価格はいずれもオープンプライスだ。

ZONK Machine

VPW ZONK MACHINE(ゾンク・マシーン)は、JHS(JOHN HORNBY SKEWES)がSola Soundと同じく1965年にリリースした、初代マスプロダクト版Tone Benderを完全復刻したファズペダル。

現在では入手困難で中古市場でも高値を呼んでいる銘機を、サウンドと外観の両面で、寸分違わず再現。

OC75ゲルマニウム・トランジスタを始め、オリジナルと同様のパーツに拘りながら、ノイズ対策や耐久性など実用性の向上のために現代的なスペックを各部に導入。正規の復刻版としてZONK MACHINEの名を継ぐに恥じない仕上がりとなっている。

Custom ZONK PB

VPW Custom Zonk PB(カスタム・ゾンクPB)は、Tone Benderを知り尽くしたVPWのスティーヴ・ジャイルズがカスタマイズした、スペシャルなZONK MACHINE。

オーディオ信号の強化と静粛性のアップのため、前段をPNPシリコントランジスタに換装している。

また標準的なサイズのエンクロージャーに回路を収め、ON/OFF LEDインジケーターとDCアダプター用端子を追加するなど、実用面に優れたアレンジが施されている。

Supafuzz

Supafuzz(スパファズ)は、1967年にMarshallから発売されたTone Bender MkⅡの兄弟機、Supa Fuzzを完全復刻したファズ・ペダル。

MkⅡとほぼ同一ながらわずかにパーツが異なる回路と、サウンドの微妙な違いを正確に再現。ややゲインが少なめでレスポンスに優れたファズ・トーンは、MkⅡより真空管アンプ向きとも言われている。

外装にはベベル加工を施されたコーナーを持つ”Olivetti”エンクロージャーを採用。重厚で個性的な外観は、ヴィンテージ感満点。

Fuzz Sound Mk Ⅲ

Fuzz Sound MkⅢ(ファズ・サウンド・マーク3)は、1968年にSola Sound Tone Bender MkⅢのOEMとしてParkより発売されたFuzz Soundを現代に復活させたファズ・ペダル。

音色のバリエーションを広げ、当時の対抗機種への大きなアドバンテージとなった”Tone”コントロールは、MkⅢファミリーから新たに搭載された。

ロー・ノイズ化と効率的にゲインを獲得するため、オリジナル機では全段OC81DだったトランジスタをAC128に変更。

また、オリジナル機に倣って筐体はブルーのハンマートーン仕上げ、基板にはプリント基板ではなくユニバーサル基板を使用している。

FET Pre-Amp

VPW F.E.T.Pre-Amp(FET・ギター・プリアンプ)は、真空管に近い特性を持ったFET (field effect transistor)を心臓部に用いたペダルタイプのプリアンプ/クリーンブースター。

ヴィンテージVOX AC30やAC15を知り尽くしたVPWならではのふくよかな音色とドライブ感、優れた機能性を誇る。

“Brilliance”6ポジション・ロータリースイッチは、絶妙に味付けされた効果抜群のハイパスフィルター。低音域を抑制して過度な歪みや音像がボヤけるのを防ぎ、タイトで煌びやかなトップエンドの獲得を実現する。

AC30のNormal channelに接続すれば、ゲイン段で歪ませることなくレスポンスの向上が可能。AC30のみならずどんなギターやアンプに接続しても、機材の個性を力強く増幅し、プレイヤーの表現力を豊かに拡げる。

Shatterbox

Shatterbox(シャッターボックス)はB&M(Barnes & Mullins)社から1970年代に発売されたファズ・ペダルの完全復刻版。

Arbiter Fuzz Faceに近い構成を持った回路に、ロー・ノイズ化と安定したゲインの獲得を考慮したシリコントランジスタをセレクトして搭載。

虚飾を排しシャキッとしたファズ・トーンのみならず、エンクロージャーやロゴデザインまでオリジナル機の魅力を余すところなく再現している。

Tone Bender

MKI Tone Bender(マーク1・トーンベンダー)は1965年にSola Soundより発売され、ジェフ・ベックやミック・ロンソンの愛用で知られるオリジナルTone Bender、通称MkIを復刻したファズ・ペダル。

回路デザインのみならず、特徴的なスチール板折り曲げによるエンクロージャーやゴールド塗装も正確に再現。

また、ノイズを減少させるため、原型で初段に用いられていた2G381をOC75に変更。実用性は大きく向上している。

Mk1.5 Tone Bender

Mk1.5 Tone Bender(マーク1.5・トーンベンダー)は、ザ・ビートルズの使用で知られ、1966年の短い期間だけ販売されたTone Bender、通称Mk1.5を復活させたファズ・ペダル。

外観はTone Bender Professional MkⅡとほぼ同じながら、ゲルマニウム・トランジスタ2石によるファズ回路を内蔵。

MkⅡよりゲインがやや低く、真空管アンプに接続した時のスムースでプッシュ感があるオーバードライブ・サウンドが特徴。

MkⅡ Tone Bender

MkⅡ Tone Bender(マーク2・トーンベンダー)は1966年に発売され、ジミー・ペイジやジェフ・ベックなど名だたるプレイヤーに愛用された、Tone Bender Professional MkⅡのフォルムとサウンドを完全再現したファズ・ペダル。

ヴィンテージ・ファズ・サウンドに誰もが求めるスムースなサスティーン、典型的なTone Benderの音色は、3石のOC75ゲルマニウム・トランジスタを搭載したMkⅡタイプの回路ならでは。

RangeMaster Treble Booster

Rangemaster(レンジマスター)はエフェクター史上に残る銘機中の銘機、Dallas Rangemaster Treble Boosterのクローン。

パーツ・回路・外装・ペイントなど、オリジナル機のスペックを出来得る限り正確に再現。心臓部にはゲルマニウム・トランジスタを搭載し、Jensen Axial Electrolyticのキャパシターを始め、使用されるパーツ群に一切の妥協はない。

エリック・クラプトン、ロリー・ギャラガー、トニー・アイオミ、ブライアン・メイ、マーク・ボラン等、幾多の名手に愛されたあのヴィヴィッドなドライブ・トーンを現代に蘇らせる。

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