ドロップチューニング機能とトゥルーバイパスを備えた新世代Whammyが登場
DigiTech Whammy DT
デジテックのピッチシフティングエフェクト「Whammy」に、新たなファミリー「Whammy DT」が加わった。
今回新登場した「Whammy DT」は、オリジナルのWhammyのすべての機能に加え、ドロップチューニング機能とトゥルーバイパスを組み込んだものとなっている。
ドロップチューニング機能とは、ダウンチューニングおよびアップチューニングをピッチシフトによってシミュレートする機能のこと。この機能により、例えばスタンダード・チューニングにしたギターを、瞬時に全音下げチューニングの状態にしたり、逆にカポタストを装着したときのようなアップチューニングに切り替えることができる。ダウンおよびアップの幅はペダルの右側にあるツマミで調整する。設定できるのは、半音ごとの7段階と1オクターブだ。特に曲によってスタンダードとダウンチューニングのギターを持ち替えているような人には、この機能は大変重宝するだろう。
またMomentaryフットスイッチを利用すれば、フィンガーポジションはそのままで、ハンマーオン/プルオフ奏法のような効果が得られる。これを応用することで、素早いコードチェンジや、瞬間的な転調、トリッキーなソロフレーズなども可能となる。
加えて「Whammy DT」には、ユーザーからの要望が多かったトゥルー(ハードウェア)バイパス機能も追加されている(従来のDSPバイパスも選択できる)。
この新世代Whammyでできることは、次の動画でわかりやすく説明されている。
Whammy DTの主な特長
- Whammyエフェクトとドロップチューン(ポリフォニックピッチシフター)エフェクトを1つのペダルに統合
- 半音毎のステップで最大7半音までのダウンチューニングおよびアップチューニング
- 1オクターブのダウンチューニングおよびアップチューニング
- オリジナルWhammy のボイシング
- ハンマーオン / プルオフ効果の得られるMomentaryフットスイッチ
- トゥルー(ハードウェア)バイパス
- オプションのFS3Xフットスイッチを接続することで、WhammyおよびDrop Tyneのボイシングをハンズフリー選択可能
- オリジナルWhammyのデザインを踏襲した頑丈なシャシー
- スイッチング時に機械的なショックを伴うメタルフットスイッチを採用
- MIDIインプット端子
- ¼” Guitarインプット端子
- ¼” アウトプット端子
- 9V DCパワーサプライ付属
関連リンク
DigiTech
Whammy DT
49,350円
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問い合わせ
神田商会
TEL: 03-3254-3611 http://www.kandashokai.co.jp/
●サンプリング周波数:44.1 kHz●A/D, D/A変換:24 bit●周波数特性(ドライ):20Hz〜20kHz●周波数特性(ウェット):20Hz〜11kHz●ジャック:Input(モノ), Output(モノ), Foot Switch(FS3X専用), MIDI(5pin DIN)●インピーダンス:1MΩ(インプット)/1KΩ(アウトプット)●電源:9 VDC, 50/60 Hz Adapter