2010年の トレンドを知ろう! 最新 デジタルピアノ事情

デジタルピアノショッピングガイド2010 by イラスト:小山牧子 2009年11月20日

年々進化し、新しいモデルが続々と発表されているデジタルピアノ。その中から各社イチオシの機種を紹介するのが、この『デジタルピアノショッピングガイド』です。
本記事ではデジタルピアノの最新トレンドをご紹介!ピアノの基本となる音とタッチを中心に、今のデジタルピアノがどんなふうに作られているのか解説します。ご購入の際にぜひ役立ててくださいね!

SOUND

digitalp-1.jpgグランドピアノの音を1鍵ずつ録音した
表現力豊かな音色が特徴

多くのデジタルピアノの音色は、状態のよい高品質のグランドピアノの音を、低音から高音まで1音1音ていねいにサンプリング(録音)した贅沢な音が元になっています。これらの音は、88鍵すべてにおいて弱い音から強い音まで複数の段階に分けてサンプリングされる場合がほとんど。これにより、タッチの強弱による音色の変化が自然に聴こえるようになっています。さらに、音を滑らかにつなげるために各社独自の新技術を採用。強弱の表現や音色の変化がより表情豊かに奏でられるようになっています。

TOUCH

digitalp-2.jpgハンマーの自重のみで動くアクション機構が
自然でスムーズなタッチ感を実現

現在のデジタルピアノの鍵盤は、アコースティックピアノと同様に、バネを使わずにハンマーの重みで動くアクション機構が主流。一度押した鍵盤が不自然に押し戻されるということがなく、低音部は重く、高音部では軽くなる自然な弾き心地を味わうことができます。また、最近の傾向として、上位機種では同音連打の演奏性がアップしていることも特徴。鍵盤が完全に戻りきらないうちに弾いても次の音が出るので、アコースティックピアノのような感覚で演奏が楽しめます。機種によっては、鍵盤の材質や表面の仕上げをよりアコースティックピアノに近づけたものもあります。

OTHER

digitalp-3.jpg繊細な表現に対応するペダル

鍵盤とペダルが一体となったタイプのデジタルピアノでは、アコースティックピアノと同じく3本のペダルを備えたモデルが多くなっています。特に、ピアノの演奏に欠かせないダンパーペダルは、踏み込み加減によって音の反響具合を調整できるハーフペダル対応のものが多く、細やかなペダル使いでも違和感のない演奏ができるようになっています。

機種に合ったスピーカー

いい音源を耳に心地よく伝えてくれるのが、スピーカーの役割。それぞれの機種に合う大きさが考えられており、スリムタイプなのに迫力の音が楽しめるものや、ピアノ全体から音が響くよう、配置や素材にこだわって設計されているモデルなどがあります。また、ヘッドホンでの使用が多くなりそうな人は、いつも使うヘッドホンをお店に持って行き、どんな音で聴こえるか試してみるのもいいでしょう。

digitalp-4.jpgスリムで部屋に合うデザイン

奥行きの短いスリムなデザインは、最新のデジタルピアノのトレンドのひとつ。部屋に置いても、アコースティックピアノのように場所をとらないのはデジタルピアノの大きな長所です。また、シンプルながら細やかな部分まで配慮が行き届いたデザインも魅力。インテリアとしても部屋にマッチするように、さまざまな工夫がなされています。

演奏が楽しくなる多彩な機能

デジタルピアノには、デジタルという利点を生かしたさまざまな機能が搭載されています。

たとえばメトロノーム機能や多彩な内蔵音色での演奏が楽しめたり、リバーブやコーラスなどのエフェクト機能を使って音色の響きを変えることなどができます。さらに、デモ演奏機能や伴奏機能が付いていたり、自分の演奏を録音・再生できるタイプや、インターネットに接続可能なモデルも登場。豊富な機能が強みの機種から、ピアノとしてシンプルに使えるように最低限の機能だけを搭載している機種まで、幅広いラインナップが展開されています。

最新のデジタルピアノ事情、いかがでしたか?

実際には、これらのポイントがさまざまに組み合わされて、いろいろな価格帯のデジタルピアノが売られています。
たくさんのモデルがありますが、大切なのは自分にとって心地いいピアノが弾けること。ここで紹介したトレンドを考慮して、ぜひ素敵な1台を見つけてください!

さらに、プロのミュージシャンたちに、音やタッチに注目しながら各社イチオシのモデルを試奏していただきました。ミュージシャンならではの鋭いコメントもチェックしてくださいね。

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