私のお気に入り4

書き屋石川芳の徒然鳴るままに by 編集部 2012年3月6日

☆ A列車 ☆

“シュガーヒルに行きたければA列車におのりなさい ” と歌われる、超有名なジャズナンバー「A列車で行こう」は、デューク・エリントン楽団の名アレンジャー兼ピアニストだったビリー・ストレイホーンが1939年に作曲、1941年にレコーディングされ、その時からエリントン楽団のテーマ曲になりました。

……なんて、今さら私が解説することではありませんが (^_^)

とにかくたくさんの演奏家の方々がレパートリーにしているこの曲を、かつて演奏活動をしていた頃は、私も得意の1曲として、楽しんで弾いたものです。

実は今年1月のピアノアレンジ講座(銀座山野楽器本店山野楽器そごう広島店にて隔月ペースで開催してます)でジャズを取り上げたのですが、とても盛り上がり、その日のうちに”3月も同じテーマで!”という声があがったため、広島は3月12日(月)、本店は22日(木)に、ジャズピアノアレンジの後編をやることにしたんです。

そんなわけで、現在、手持ちのCDをひっくり返して聴き直したり、ジャズに関する曲集を片っ端から弾いたりして、講座の内容を詰めています。

私の家にもいろんな “A列車” がありました。

まず、『大坂昌彦原朋直クインテット/ストリート&アベニュー (KICJ-305)』に収録されているバージョン。

このアルバムは、以前、私が洗足音楽大学で電子オルガン理論などを担当していた頃、ジャズコースで教えていたジャズトランぺッターの原朋直さんにいただきました。
今もこれを流しながらコラムを書いています (^_^)

新しいものでは、最近お気に入りのジャズピアニスト海野雅威さんの『プレイズ・ジャズ・スタンダード ~ソロ・ピアノ~』に収録されたものが素敵です。

こんなところにA列車が !?  と驚いちゃう、TRI4TH『わらべJAZZ』も、おすすめですよ~。
このアルバムは、とにかく発想が面白いの。

ちなみに、この「A列車で行こう」のピアノソロスコアは、『PIANOSTYLE ベストセレクション 読者が選んだ これだけは弾きたい永遠の名曲20』に収録されていますので、ぜひ皆さんも演奏してみてくださいね。

では、また。

     

石川芳

幼少よりピアノ、エレクトーンを学ぶ。ネム音楽院(現ヤマハ音楽院)卒業後、ヤマハの海外デモンストレーターとして、世界各国で演奏活動および現地スタッフの指導にあたる。"ディズニー・クラシカルコンサート"でアレンジャーとしてデビュー。曲集の編曲や音楽専門誌の執筆など、幅広いジャンルで活躍している。ピアノスタイルでは、創刊号から編曲を手がける。



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