日々のこと 4

書き屋石川芳の徒然鳴るままに by 編集部 2012年2月23日

☆ 良き友、良きライバル ☆

来る2月27日月曜日にヤマハホールで、エレクトーンプレイヤーで作曲家でもある平部やよいさんの、電子オルガン自作自編によるリサイタル “11th Chamber Tone堀米ゆず子を迎えて〜” があります。

もちろん、聴きに行きます!

実は、このリサイタルは、昨年の3月18日に開催されるはずでしたが、震災直後で、やむなく中止になってしまったもの。
いつ開催されるのか、ずっと、楽しみに待っていたのでした。

平部さん……って何だかしっくりこないのよ (^_^)
ずっと昔から “やよいちゃん” と呼んでいるので、そう書きますね。

やよいちゃんは、中学生の頃からの大切な友。
エレクトーンコンクールの同じ舞台で競い合い、ジュニア演奏研究会時代も、オトナになってからも切磋琢磨してきた良きライバルなんです。

私にとっても、長年ほとんど手足のような、一番身近な表現媒体だったエレクトーン。
海外デモンストレーターも音大の講師も辞めて、書き屋に専念するようになってからは ”エレクトークも好き”という、自分の中での程良い距離を大切にしながら、新機種開発の、特に紙関係 (活用ガイドなど) の制作に携わってきていました。

でも、やよいちゃんは、とっっことんエレクトーンを愛している人で、”エレクトーンでしか表現出来ない曲を演奏したくて始めたリサイタル” も、今年で11回目。
素晴らしいです。

昨年、私は自分で演奏しているCDが付いた曲集をクリスマスプレゼントに選び、そして、やよいちゃんからは『「煌響」平部やよい作品集』を贈ってもらいました (^_^)
その中では「Reflection of mind」と「暁の光にも似て」という曲が、私のお気に入りなのですが、「颯 」という曲で、ゴリゴリのオルガンサウンドが出て来たときは、思わずニンマリ。
エレクトーン (オルガン) の原点みたいな音ですからね。

ずっとエレクトーンを大切な表現手段として扱っているということでは、やっぱ、やよいちゃんはすごいなぁ……っと尊敬しちゃうんです。

そして、二十絃箏独奏曲を書くためにお琴のお稽古に通った……なんていうエピソードを聴くと、ちっちゃい子どもの頃から、物事をとことん探究するタイプだった性格は、ますます磨きがかかったな~って、思ったりしています。

“こだわるってことになると、かおるちゃんもずっと変わらないね” って、やよいちゃんの静かに笑う声が聴こえてきそうな気がします。

間際のコンサートですが、皆さんもぜひ平部ワールドに浸ってみてはいかがでしょう。

石川芳

幼少よりピアノ、エレクトーンを学ぶ。ネム音楽院(現ヤマハ音楽院)卒業後、ヤマハの海外デモンストレーターとして、世界各国で演奏活動および現地スタッフの指導にあたる。"ディズニー・クラシカルコンサート"でアレンジャーとしてデビュー。曲集の編曲や音楽専門誌の執筆など、幅広いジャンルで活躍している。ピアノスタイルでは、創刊号から編曲を手がける。



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