日々のこと 3

書き屋石川芳の徒然鳴るままに by 石川芳 2011年9月20日

☆ 旅 ☆

先々週の土曜日、ピティナ・ステップのアドバイザーとトーク・コンサートのため、新潟の三条を訪ねました。 

新幹線で新潟方面に向かうのは、何年ぶりでしょうか。
かつて、洗足学園魚津短期大学で電子オルガン理論やキーボードハーモニーなどの講議を持っていた頃、ほとんどは愛車を走らせての通勤だったのですが、雪道の白馬越えができない季節は、新幹線で長岡まで行き、北陸本線に乗り換えて魚津まで通っていたのです。
 
久しぶりに眺めるのどかに広がる田園風景。
炊きたてのホカホカご飯が大好物の私の嗅覚は、ほの甘~い香りに完全に支配されて、おなかがグゥ~っと鳴っちゃったりして (笑)

さて、ピティナ・ステップでは、ちっちゃい子どもから、オトナになってから再びお稽古を始めた方まで、経験年数もさまざまな方々が大勢参加。
緊張して……か、暗譜が落ちてしまい、途中で演奏が途切れがちになっても、親御さんやお友達に暖かく見守られて、最後までなんとか頑張って弾き終われば、大きな拍手。

コンクール色の強い尖った感じの演奏はなく、始終、ほんのりとしていて、和みました。
皆さん、ホントにピアノが好きなんだなぁって、真っすぐに伝わってくる感じも、嬉しかったです。 
ピアノスタイル』に収録されていた曲を演奏してくださった方があり、感激でした。

おふたりのピアノ指導ベテランの先生の、年齢やレベルに合わせた、わかりやすい言葉で的確に指摘される講評は、いつも私も勉強になります。
もちろん、私もアドバイザーとして話さなければならないわけですが、子どもたちの無垢で真剣な演奏に触れると、日々追い立てられるようにバタバタと音楽と向き合っている私自身の生活をふと振り返って、初心に返ることの大切さを痛感しちゃうことのほうが多いかもしれません。

たくさんの刺激をもらって、”私も頑張るぞっ !! ” という気持ちになりました。 

トーク・コンサートは、ほんの短いステージを2回。
もっともっとピアノに親しんでもらいたい願いも込めて、クラシック曲ではなく、”” の曲、”ラップっぽい曲でも、ピアノソロで楽しく弾けますよ” といった紹介や、残暑の中、ひと足早いクリスマス曲でクールダウン(?)、 掌に収まるような小さな手回しオルゴールとピアノのコラボなどを披露しました。
楽しんでいただけたかしら。

三条で出逢った皆さん、またお会いできたならいいですね。

 

 

石川芳

幼少よりピアノ、エレクトーンを学ぶ。ネム音楽院(現ヤマハ音楽院)卒業後、ヤマハの海外デモンストレーターとして、世界各国で演奏活動および現地スタッフの指導にあたる。"ディズニー・クラシカルコンサート"でアレンジャーとしてデビュー。曲集の編曲や音楽専門誌の執筆など、幅広いジャンルで活躍している。ピアノスタイルでは、創刊号から編曲を手がける。



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