ドリーム・シアターのジョーダン・ルーデスがピアノ・ソロアルバム『All That Is Now』を発売
グラミー賞にもノミネート経験のあるプログレメタルバンド、ドリーム・シアター(Dream Theater)のキーボード奏者ジョーダン・ルーデス(Jordan Rudess)が全13曲入りのピアノ・ソロ・アルバム『All That Is Now』を12月3日に発売した。
今回のアルバムはPledgeMusicというプロジェクトを通して、1,000人のファンから資金を募り製作された。ルーデスは本作について、「自分にとっても大切なアルバムで、愛用するスタインウェイのグランドピアノと自分との音楽的なつながりが詰まった一枚ができた。製作した自分と同じように、今回のアルバムを楽しんでほしい」と語る。
アルバムはルーデスの自宅でスタインウェイのコンサート・グランド・ピアノとアースワークスのマイクだけで録音されており、シンプルながら美しい音をあますところなく楽しめる仕上がりとなっている。普段メタルなどを聴かない、クラシック・ピアノ・ファンにもオススメしたい1枚だ。
さらに、アルバムと連動したiOSアプリ「JORDAN RUDESS EXPLORES」もリリースされている。このアプリではタップして曲の切り替えやEQの調節をしたり、画面に現れるエフェクトの色を変更したりすることが可能だ。さらに、フィルターやRichard DevineやHeavyocityなどが手掛けたサウンドを追加して遊ぶこともできる。アルバム収録曲をサウンドだけでなく、全身の感覚を使って体験できるアプリとなっている。
収録曲は以下の通り。
All That Is Now
- Flash Of Hope
- Pacific Waves
- Spectral Haze
- A Last Goodbye
- State Of Being
- Flying Into Blue
- A Thousand Years
- Uncovered
- The Telling
- Altitude High
- The Untouchable Truth
- Looking Beyond
- Eye Wonder