ギブソン、ティアックを買収しプロ・オーディオ事業にも参入
3月29日(金)、ギブソンはティアックとの資本業務提携に合意したことを発表した。これにより、ティアックはギブソンの子会社となる。
ギブソンは4月よりティアックのTOB(株式公開買付)を実施、ティアックも本日付でこれに同意し、ギブソン・グループの一員となった。ギブソンが強みとするギター関連製品にティアックのプロ用オーディオ関連製品が加わることで、製品の相互補完関係を強め、規模の拡大を図る狙いだ。
また本合意はギブソンの日本市場への本格参入、そしてティアック製品のグローバル展開の加速も意図している。ティアックの東証一部上場、そして経営陣は現状どおり継続される。
先ほど行われた記者発表会では、ギブソン会長兼CEOのヘンリー・ジャスキヴィッツ氏とティアック代表取締役社長の英祐治氏が「最初の共同作業」として、揃ってギター・パフォーマンスを披露。ジャスキヴィッツ氏は「ティアックとその才能ある社員がギブソン社のファミリーに迎えられることを喜ばしく思います」とコメント、英氏も「音楽業界で世界のレジェンドの一つであるギブソン社の一員となることを、とても楽しみにしています」と応じた。
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