ブラス聴こうぜ!初心者向けレコメンド・ブラス名盤紹介
サックス&ブラス初心者に向けて、トランペットやトロンボーン、サックスといった管楽器の魅力が満載のアルバムを紹介。往年の名盤12枚をラインナップしてレコメンド。
『カインド・オブ・ブルー』
マイルス・デイヴィス
ソニーミュージック
音楽史にその名を刻む歴史的偉人、マイルス・デイヴィス(tp)が1959年にリリースした作品。世界で最も売れたジャズ・アルバムの1枚とも言われている。
『チャーリー・パーカー・オン・サヴォイ〜マスター・テイクス』
チャーリー・パーカー
コロムビアミュージックエンタテインメント
モダン・ジャズの礎を築いたジャズ界の巨人、チャーリー・パーカー(sax)による1944〜48年のレコーディング作品。ビ・バップの代表盤とも言える1枚。
『ブルー・トレイン』
ジョン・コルトレーン
EMIミュージックジャパン
マイルス・デイヴィス・バンド出身のサックス奏者、ジョン・コルトレーンの1957年のリーダー作。ハード・バップにおける名盤中の名盤と言えばまさにコレ。
『サキソフォン・コロッサス』
ソニー・ロリンズ
ユニバーサル ミュージック
テナー・サックス奏者、ソニー・ロリンズの1956年の代表作。ドラム+ベース+ピアノ+サックスというシンプルな編成なのでジャズ入門者にもオススメの1枚。
『モーニン』
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
EMIミュージックジャパン
リー・モーガン(tp)、ベニー・ゴルソン(sax)を擁するアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズによる1958年のスタジオ作品。まさに不朽の名盤。
『クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ』 [+2]
クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ
ユニバーサル ミュージック
天才トランペッター、クリフォード・ブラウンと天才ドラマー、マックス・ローチによる1954年のスタジオ・セッション作。強烈な個性のぶつかり合いが魅力の1枚。
『ヘヴィ・メタル・ビ・バップ』
ブレッカー・ブラザーズ
ソニーミュージック
ランディ&マイケル兄弟による1978年の衝撃作。トランペットとサックスが主役の超絶バンド・アンサンブルは、ロック好き読者をも唸らせること間違いナシ。
『フード・フォー・ソート』
JB’s
Pヴァインレコード(ブルース・インターアクションズ)
ジェームス・ブラウンのバック・バンドで知られるJB’sが1972年にリリースしたデビュー盤。怒濤のようなブ厚いグルーヴが聴けるファンク・インストの名作。
『タワー・オブ・パワー』
タワー・オブ・パワー
ワーナーミュージック・ジャパン
70年代ソウル・ミュージックの立役者、タワー・オブ・パワーが自らの名を冠した1972年のアルバム。名手達が織りなす極上のファンク・グルーヴは必聴。
タワー・オブ・パワー 公式サイト
タワー・オブ・パワー・オフィシャル・ファンクラブ
『太陽神』
アース・ウィンド・アンド・ファイアー
ソニーミュージック
アメリカが世界に誇るファンク・バンド、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの1977年の作品。日本で大ヒットを記録した「宇宙のファンタジー」を収録。
ブラス・ロック界の第一人者とも言えるバンド、シカゴが1972年にリリースした第5作目。ソリッドかつソウルフルなジャズ・ロックが聴ける名アルバム。
『カリフォルニア・シャワー』
渡辺貞夫
ビクターエンタテインメント
日本が世界に誇るアルト・サックス奏者、”ナベサダ”こと渡辺貞夫が1978年に発表した代表作。フュージョンという音楽を一般層まで広める火付け役となった。
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