Vol.04 お仕事交遊録~上田大樹(映像ディレクター)編

本間昭光のプロデューサーEYES by 編集部 2012年12月10日

今回のゲストは、2011年のいきものがかりのライブ”いきものまつり 2011 どなたサマーも楽しみまSHOW!!! ~横浜スタジアム~”から一緒にお仕 事をすることになった、映像ディレクターの上田大樹さんに登場していただきました。音楽と映像。 切っても切り離せない両者の関係性について、興味深い話を聞くことができました。本記事の続きは、キーボード・マガジン2013年WINTER号に掲載されております。ぜひチェックしてくださいね。
(取材日:2012年11月)

Section1
音楽と映像の関係性

映像ディレクターとしての考え方

本間 上田さんと一緒にお仕事をしたのは、2011年7月に開催した、いきものがかりの横浜スタジアムでのライブでしたね。あのとき大がかりな3Dプロジェクション・マッピングをやってもらったんですけど、あれは業界内でも衝撃を与えたみたいです。最近東京駅で3Dプロジェクション・マッピングをやったのが話題になっていましたが、僕らはその1年以上前にやっていたと、ここは声を大にして言っておきたいですね(笑)。いきものがかりも、あのクオリティでの映像が入ったライブ、というのが基準に考えられるようになりましたからね。上田さんはライブで映像を作るとき、どんなふうに音楽をとらえて作っているのですか?

 

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上田 もう、音楽に引っ張られているという感覚ですね。僕はライブ以外にも舞台やPV、TVなど、いろんな音楽に対して映像を付けさせてもらっているんですけど、そのどれも音楽を聴いて、そこで生まれるイメージを形にする、という感じですね。

 

本間 なるほど。音楽に引っ張られて作っているのに、逆にこちらが引っ張られている感覚なんですよ。そのバランスが面白いですね。では、ライブにおいて意識していることはありますか?

上田 実は、ライブで言うと、あまり映像を作っているという感覚ではないんですよ。もちろん映像なんですけど、ステージセットというか、照明の延長というか。特にいきものがかりのような大きなステージの場合、LEDが主流なので、あれ自体が演出になっている。その延長というイメージですね。

本間 確かに照明とのリンクはすごく考えられていますね。

上田 あと、演奏は毎回、その瞬間に変われる部分があるじゃないですか。でも映像は修正作業をしないと変えられないですよね。そういうジレンマはあるんです。できるだけ生で観てこその映像にしたいなと思っているので。

 

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本間 そういう部分は確かにありますね。演奏は毎回どこか違う部分があったりしますし(笑)。でも、上田さんは、ちょっと今までにいないタイプの映像作家さんなんですよ。スピード感だけでなく、物語性、色使いなど、すごく僕らの意見を理解していただいて、仕事をしてくれる。最初にイメージを伝えて、それをどう吸い上げてもらうかは、その人の個性が左右しますよね。上田さんの場合は、吸い上げるだけでなく、パワーアップして返ってくるのが素晴らしい。

上田 いえいえ、本当に素晴らしい音楽があってこそですよ。ちなみに本間さんは、作曲をするときに映像を思い浮かべて作っているのですか?

 

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Section2
ライブでキーボードが目立つ方法

キーボーディストの広い視野を生かす

上田 本間さんは音楽以外のことを広く見ているじゃないですか。映像だけでなく、照明や舞台装置など。それは本間さんが、キーボーディストだからより考えるというのはあるんでしょうか?

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本間 キーボードは音色がたくさん扱えるから、そういう意味ではほかの楽器とは視野が違うのかもしれませんね。

 

上田 でも、本間さんほど映像のことを考えているミュージシャンは珍しいですよ(笑)。すごいなと。

 

本間 昔から本当に憧れが強くてね。自分たちでライブ映像制作にトライしてみたり、自主制作でPVを撮ったこともありましたし(笑)。でも、全然うまくできなったんですよ。上田さんから見て、キーボードという楽器からイメージする映像というのはありますか?

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上田 そうですね。わりとキーボードの音ってイメージしやすいかもしれません。キラキラした感じとか、1音1音が1つの光とか。

本間 そういうイメージはあるんですね。では、ライブ映像を作ってみて、ステージ上のキーボーディストが目立つアイディアはありませんか?

 



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本間昭光

大阪府出身。作編曲家、キーボーディスト、プロデューサー。4歳よりピアノを始め、アマチュア・バンドでキーボードを担当する。松任谷正隆に作曲、アレンジを師事、その後本格的に活動を開始する。現在は、いきものがかりをはじめとし、ポルノグラフィティ、浜崎あゆみ、和太鼓チーム、倭の音楽プロデュースなど多数のアーティストを手がける。(www.bluesofa.co.jp/

上田大樹

1978年生まれ。クリエイティブスタ ジオ、&FICTION!代表。大学在学中より劇団の 主宰をへて、映像制作を始める。NLYON100℃、 劇団☆新感線、大人計画、阿佐ヶ谷スパイダース などの劇中映像や、MVおよびCMのディレクショ ン、TVや映画のタイトルバック、CHANEL銀座ビ ルのファサードアニメーション、LIVEの演出映 像、ショートフィルム、グラフィックデザイン、など を手がける。(andfiction.jp/

Live Information

“Anniversary For Yuming~Golden Circle Vol.17~”

 

2013年1月3日(木)東京・日本武道館 松任谷由実さんの40周年を祝う一夜限りのライブ・イベント “Anniversary For Yuming~Golden Circle Vol.17~”に、GC Band keyとして参加します!!! 詳しくはオフィシャルHP をご覧ください。(www.goldencircle.jp

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