ギター・マガジン2016年3月号 トリッキーなプレイで魅せる高難易度ダブル・タッピングに挑戦!

MI JAPANギター・クリニック by 円城寺慶一 2016年2月15日

ギター・マガジン読者の皆様こんにちは! 前回に引き続きましてのジョージ(兀突骨)です!☆すっかり冬になりました……寒いですねぇ〜。こたつでみかんがうましです。指がかじかんで思うように弾けない季節でもあります……orz。僕は冬場、ギターを弾く前に指の柔軟体操を徹底的にやるようにしています!♪ 読者の皆様もしっかりと指のストレッチをしてからギターを弾いて下さいね☆ 手を痛めてしまわないように!

さて、今回はそんな冬の動きにくい指に喝!ということでダブル・タッピング編です! タッピングは右手と左手を使わなければなりません。どちらかに集中すると、片方の音量が小さくなったり、リズムが狂ったりしますよね。左右のコントロールとリズムがしっかりできると、浮遊感のある綺麗なタッピングから、まるでキーボードのようなエグいタッピングもできるようになります!♪ ぜひジョージ式タッピングに挑戦してみて下さいな!

今回は指をたくさん使うスーパー・テクニカル奏法……そう! ダブル・タッピング……を進化させた、異次元タッピングに挑戦しましょう☆(譜例1) 僕が尊敬するギタリストであるトシン・アバシ(アニマルズ・アズ・リーダーズ)や、ジョシュ・マーティン(little tybee)、セルゲイ・ゴルヴィンらが鬼畜タッピングを得意としており、その人たちに影響を受けて作ったフレーズです。このフレーズの一番異常なところ(笑)は、右手の薬中人の3本の指で、同じ音を連続して鳴らさなくてはいけない点です! 指を当てる角度や音量コントロールが重要な課題になってきます。手の動きが非常に複雑なので、連動の動画をよく見て参考にして下さい♪

Ex-1

今回の動画を見て、全体を通して僕がピックを持っていないことに驚いた人もいるかもしれません。通常のタッピングでは“妖怪ピック隠し”というテクニック(右手中指か薬指で隠す)を使ってタッピングするので、ピックは持ったままです。しかし、ダブル・タッピングではピックを持たず、口にくわえたりすることが多いです! 初めてこのテクニックを見た、という人をびっくりさせたところで、まずは普通のダブル・タッピング・フレーズです!☆ と言っても、ダブル・タッピングという時点で普通ではないですが(笑)。左手と右手のコンビネーションが重要になってきます! どちらか一方に集中し過ぎると片方の音量が大きくなってしまうので、左右を同じ音量で出せるようにコントロールするのがポイントです☆

Ex-2

トシン・アバシの曲に出てくるようなリックをイメージした、ポリリズム・フレーズです。右手のtapはメトロノームに合わせて1拍ごとに鳴らし、左手はずらして1拍半ごとにtapする、左右バラバラの動きになっています(鬼)。まずは右手と左手の動きを分けて練習すると、合わせた時に楽になると思います。ピアノの練習でもメロディから練習したりするので、最初は右手の練習から始めるといいですね♪ 慣れてきたら左手と合わせましょう。どのフレーズにも言えることですが、練習の際は必ずメトロノームを鳴らし、リズムをキープして弾いて下さい♪

EX-3

最後は、今回の一番のポイントとなるフレーズです!☆ 右手左手で合計して6本の指を使います。……え? エイトフィンガーのほうが指の本数が多いじゃないかって? いえいえ、このフレーズはもっと鬼畜ですよ〜☆ 同じフレットを異なる3本の指で交互にtapするテクニックの練習です! このテクニックの完成形は、ジョシュ・マーティンという人がやっているので、一度見てみることをおすすめします。僕も初めて見た時は度肝を抜かれました(笑)。この譜例ではペンタトニック・スケール上でのフレーズにしましたので、押さえる位置はわかりやすいかと思います。左手から薬中人、右手も薬中人の順番にtapしましょう。これが弾けたらあなたも立派な鬼畜タッパーだ!♪

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