シュレッド・ギタリストへの道 レガート&タッピング 初級編

MI JAPANギター・クリニック by 山門秀彰 2015年6月13日

山門

山門

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=3A_HLP6Z65E

 

ex-1

弦移動する際、右手タッピングで最初の音を弾く“右手先行”パターンです。3音1セットのフレーズなので、3連符で弾くのが弾きやすいと思いますが、リズム練習も兼ねて16分音符の譜割りにしました。ここで登場するフレーズは、頭から最後まで“右手タッピング”→“右手プリング”→“左手ハンマリング”という流れで、その動作をポジションを変えて行なうことで最後まで弾き通せるようになっています。リズムを取る際は以上のことをふまえて、4分音符の頭をしっかりと意識しながら弾くように心がけましょう。最初はゆっくり弾きながら、口で“ワン、ツー、スリー……”とカウントしながら練習するのもオススメです。きれいに音を鳴らすコツですが、まず最初はクリーン・トーンでしっかり発音できているかを一音一音ゆっくりと確認しながら弾くというのが僕の練習方法です。慣れてきたらメトロノームを使い、最初は本当に一音一音聴き取れるテンポで始め、徐々にテンポを上げていってみましょう。

 

ex-2

弦移動する際、左手タッピングで最初の音を弾く“左手先行パターン”です。“右手先行”よりも“左手先行”のほうが苦手という方も多いと思います。最初は1音に1秒以上をかけても良いかと思います。焦らず、ゆっくりとチャレンジしてみて下さい。ex-1同様3音1セットのフレーズで、指の動きも“右手タッピング”→“右手プリング”→“左手ハンマリング”と同じですが、左手ハンマリングのタイミングで別の弦へと移動しているので、ex-2のほうが左手のポジション・チェンジが難しくなっていると思います。中でもポイントとなるのが2小節目の1拍目。1弦の10フレットを右手でタッピングしている間に左手の人差指を3フレットの位置から5フレットの位置まで素早く移動させましょう。同様のポジション・チェンジが各小節に登場していますので慌てずに対応していきましょう。

 

ex-3

ex-3もex-2同様に“左手先行”パターンですが、こちらは人差指を徹底的に鍛えるパターンとなっています。2小節目の1拍目に注目してみましょう。運指パターンも慣れないパターンだと思います。弦移動する際はノイズが出やすいので注意して練習してみて下さい。来月以降は難易度を上げて様々なフレーズを紹介していきますが、今月号の初級ex-1~ex-3をマスターできていればさほど難しくは感じないと思いますので、しっかりとマスターして下さい。ミュートの方法ですが、左手、右手ともに押さえた弦より高音弦側は左手の人差指、低音弦側は右手の手のひらや腕の部分も使ってミュートしています。“右手先行”よりも“左手先行”のほうが苦手という方も多いと思います。最初は1音に1秒以上をかけても良いかと思います。焦らず、ゆっくりとチャレンジしてみて下さい。

 

スクリーンショット 2015-06-12 23.23.11

 

NEXT→

次回は中級編ということで少し難易度を上げて、現飛び、ストレッチ、3ノート・パー・ストリングス(1弦につき3音フィンガリングすること)といったテクニックを織り交ぜつつ、コード・トーンを主体としたエクササイズを紹介していきます。音を出すテクニックはもちろんのこと、同時に不要な弦をミュートする技術の難易度も上がっていきます。ですが、今回の初級編でのエクササイズでしっかりとミュートできていればそこまで一気に難しくなるわけではないので、まずは初級編をしっかりとマスターしておいて下さい。それではまた来月!

スクリーンショット 2015-06-12 23.23.42

 

TUNECORE JAPAN