テクニカル・ギター入門塾! ミクソリディアン編

MI JAPANギター・クリニック by Akito 2015年1月28日

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ギター・マガジン読者の皆さん、こんにちは。MI JAPAN仙台校GIT科インストラクターのAkitoです。普段MIでは、CORE(必修科目)や、テクニカルギターなどの授業を受け持っています。個人の活動としては、最近ではソロでデモンストレーションをしたり、バンドのレコーディングの手伝い、楽曲のアレンジ等をしています。

さて、今回のテーマですが、テクニカルなギターを弾いてみよう! ということで、さまざまなテクニックを詰め込んだフレーズを、一つの曲として作ってみました。Eのミクソリディアンをメインにした、爽やかなロックな曲です。今回はミクソリディアンの詳しい解説はしませんが、なんとなくでいいのでこのスケールの雰囲気を感じてもらえたらなと思います。YouTubeに上がっている動画も参考にしてみてください。

 

 

◎EX-1 ブリッジ・ミュートとピッキング・ハーモニクスを絡めたフレーズ

それでは、まずEX-1からやっていきましょう! このフレーズは曲のイントロ部分ですね。テクニック的には難しいことはしてないと思います。2、4小節目は、ダウン・ピッキングで、ハーモニクスを絡めて弾いてください。スクリーンショット(2015-01-28 16.22.31)

 

◎EX-2 テクニカル奏法詰め込みフレーズ

最初の2小節はフル・ピッキングの上昇フレーズです。このピッキング・パターンはよく使えるので、慣れておきましょう。6~4弦はブリッジ・ミュートをかけて、メリハリをつけて弾きましょう。3、4小節目はスウィープからの、ノンピッキングのレガート・フレーズです。しっかりと左手の指を立てて、弦を叩く、はじくという動作を意識しながらしっかり音を出していきましょう。16分、5連符、6連符が入り交じっていて、非常にリズムとしてはとり難いフレーズですが、このフレーズは勢いが大事なので、頭拍の場所を意識して、1拍に音を詰め込む感覚で弾いてみましょう。

◎EX-3 左右のシンクロが大事! フル・ピッキング・フレーズ

横移動の時の、左右の手のシンクロが大事になるフレーズです。1本弦での横移動が苦手な人は多いんじゃないでしょうか。どうしても音がぶつ切りになったり、左手がこんがらがったり。まずは、頭にアクセントをしっかり入れる練習をして、左手のどの指が頭にくるのかを、意識して弾きましょう。そして、横に移動する際は、指を先に動かして目的のフレットを押さえるのではなく、指の形はそのままに、手全体を持っていくと上手く弾けると思います。4小節目最後の音はタッピング・ハーモニクスです。フレットの真上を叩くようにして音を出しましょう。

スクリーンショット(2015-01-28 16.22.37)

◎EX-4 ピッキング&レガートの高速フレーズ

フル・ピッキングではなく、最初にピッキングをして、その後ハンマリング、プリングを絡めるフレーズです。譜面にピッキング・パターンを記載していますが、変則的なパターンもあり、ここは各自弾きやすいように変えても大丈夫です。ここでも5連符が出てきますが、ここは勢いで弾くのではなく、しっかり5音を意識して弾きましょう。5連符のような奇数の連符は、頭拍でピッキングのダウン、アップが入れ替わってしまうのですが、このフレーズではそれを避けるために、5音目にプリングを入れて弾いてます。ピッキングの順番で混乱しないようにしましょう。

スクリーンショット(2015-01-28 16.22.48)

◎EX-5 どんどんずれてくタッピング!

左手先行型のタッピングです。人差指から始まるフレーズなのですが、ピッキングはせずに、人差指の叩く力だけで音を出しましょう。1弦にいくにつれて、音が出し難くなってきますが、しっかりと指を立てて、指板を叩くように弾きましょう。このフレーズは16分音符を3つで割ったフレーズなので、どんどんずれていきます。ましてや、ピッキングをしないのでなおさらリズムがとり難いと思いますが、そこに惑わされずに弾いてみましょう!

 

スクリーンショット(2015-01-28 16.22.56)

◎EX-6 スキッピング!

いよいよラストのフレーズです。このフレーズは1小節目が弾ければ、2小節目もポジションが変わるだけで、運指、ピッキング・パターンは変わらないので、まずは形を覚えましょう。スキッピング・フレーズなのでミュートが非常に大事になります。右手の弦を跳ぶ感覚を養うために、フレーズを2拍目で区切って、くり返し練習してみるのもいいかもしれません。3拍目の音が、バッキングに合わせてくっているので、そこに気をつけましょう。最後のフレーズはユニゾン・チョーキングです。2弦の18フレットだけをチョーキングして、1弦15フレットのGの音と同じ音程まで上げましょう。

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