簡単! 詰め込みアルペジオ&指力強化スキッピング/MI Japan ギター・クリニック

MI JAPANギター・クリニック by 林剛史 2014年4月14日

全国、いや全世界のギターマガジンを読んでいるギタリストのみなさん。どうも二度目まして、MI JAPAN名古屋校ギター魔神科講師、林剛史と言います。学校では、スウィープやスキッピング、魔神奏法などのテクニカルなことを中心に教えています。ごく稀に“ピッキングでする筋トレ”や“ながらムーンウォーク”なども教えて?います。現在は、サポートなどの仕事も増え、音作りやエフェクターの使い方、曲のリアルタイムアレンジなども教えています。ここ最近の超絶ハイパーテクニカルプレイ時代の影響でギターの位置が少し高くなっていましたが、やはりROCKは腰で弾くという初心を思い出し、もとの位置に戻したというのが最近の大きな出来事です。よろしくお願いします!

まず始めに

今回のフレーズはすべて下記のコード進行上で弾きます。♩=150

140414-gm04-ph2

“1音変えるだけでコード・チェンジに対応”できるアルペジオなので、ぜひ覚えてセッションなどで使いまくりましょう!
またピッキングと運指は冒頭に載せているパターンのくり返しとなります。

140414-gm04-ph1 140414-gm04-ph3 140414-gm04-ph4

詰め込む前のアルペジオ

まずは構えから。左手は最大ストレッチの部分が5小節目の5弦7fと5弦12fとなるので、最初にこれを同時に押さえます。その時の手首の状態(角度や親指の位置)を覚えて1小節目の最初の音を弾く構えとします。最初から“ストレッチ用の構えを作っておく”が大事なのです。次に右手は、タッピングが13f、17f、20fと広い範囲を動くので、余弦のミュートをしながら指板の上でピッキングすることに慣れましょう。タッピング時の指は人差指でも中指でもどちらでもいいのですが、自分は人差指の方が手全体がネックを覆う形にできるのでミュートしやすいかな?とは思います。ポールが大好きなので、人差指を使うのはその影響という説もありますが。。。フレーズ自体はキッチリとした16分音符なので、リズムには合わせやすいと思います。しっかりキープして弾けるように頑張りましょう。

詰め込み後のアルペジオ

詰め込む前のアルペジオと形は一緒なのですが、1弦上で音を増やしてその部分を少し速く弾くというパターンです。気をつけるポイントは一緒なのですが、リズムに関して違いがあるので注意点を。16分音符と6連符の速度の違いは大きいのですが、リズム・キープする上で大切なのは16分音符に意識を置くことです。2、4、6、8小節目の1拍目と4拍目の16分音符をいかにキープするかが最大の鍵になります。特に1拍目よりも4拍目の方が速いフレーズのあとなので、意識的に“急ブレーキ!”をかけることが課題です。6連符の速度が苦手な人は、ゆっくりテンポを上げていくのではなく、6個の分かれた音をひとまとまりにするような(ストロークで言うとジャララ~ンっではなく、ジャッ!)イメージで、まずは瞬発力を鍛えてその速度に到達しましょう。これができれば、あとはリズムに合わせられるようにコントロールしていくだけです。

指力強化スキッピング

スキッピングの形自体はよく使われるモノです。この形は一気に駆け上がって駆け下りるというようなやり方だと楽に弾けるのですが、今回のように飛び飛びのパターンで弾くと左手全部の指を順番に使っていくので、すごく疲れます。だからトレーニングになるのです。特に1小節目の4拍目~2小節目の1拍目の部分は、指の組み合わせ的にハンマリングが弱くなりやすいので、しっかり使ってる指を意識しながら叩いてやりましょう。リズムや速度に関することは、詰め込み後のアルペジオとポイントは一緒です。22fまでしかない人は24fを22fに替えてもかまいません。21fまでの人は、“20f、24f”のところを“19f、20f」というようにしてみましょう。ちなみに、“あ、ピック忘れた!”とか“あ、ピックを落とした!”という状況でもこれは指弾きで弾きやすいパターンなので、非常に便利です。

本記事について

本記事は『ギター・マガジン2014年4月号』掲載のページを転載したものです。

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