速弾きと符割りの関係(2)

加茂フミヨシ式ギター・トレーニング by 編集部 2009年4月3日

【第72回】読者からの質問「速弾きと符割りの関係(2)」

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先週に引き続き、今週も『速弾きがうまくなる理由 ヘタな理由』を読んでくださったマッキーさんの質問にお答えしていきます。

先週の記事をお読みでない方は、お手数ですがそちらにも目をとおしてくださいね。)

A:
マッキーさん、ご愛読、本当にありがとうございます。

この本のフレーズは、クラシカルな北欧系のフレーズというより、汎用性を意識して、どちらかというと一般的なロック・サウンド(アメリカン・ロック、ブリティッシュ・ロックなど)の速弾きが多かったように記憶しています。

ですので、マッキーさんのように北欧メタルが好きな人に気に入ってもらえるのはとても嬉しく思います。実は、僕もマッキーさんと同じく、イングヴェイ・マルムスティーンは大好きなんですよ。

で、早速回答です。

イングヴェイ・クラスのギタリストになると、速弾きも実にさまざまなパターンがあります。

符割りどおりキッチリ弾く場合もありますし、アバウトに弾くこともあります。このように、異なる弾き方があるため、マッキーさんは悩んでしまったのでしょう。

このことについて、以下でもう少し掘り下げてみましょう。

例えば5連符を弾く場合、一般的に以下の2種類の状況があります。

 【5連符を弾く場合のシチュエーション】

  A:最初から5連符になるように狙って弾いている。
  B:フレーズの流れの中で、たまたま5連符になった。

●Aの攻略法

Aのパターンを攻略するには、やっぱり地味なリズム・トレーニングが有効です。

ギター・マガジン・オンラインに良い練習教材が載っていたので紹介します。宮脇俊郎さんの「ギター教則の鉄人セミナー」のコーナーにある譜例は、スピード・コントロールも含めて良い練習になりますよ。オススメです。

●Bのイメージ

Bのパターンは、感覚的にAとはかなり異なります。

例えば、アドリブで速弾きをしている時、プレイヤーの意識は小節の終わりに向かっているだけで、正確なリズムはあまり考えない……ということがけっこうあるのです。

このようにBのパターンはAと違い、1拍単位でリズムを認識しているわけではないのです。

次回は、この感覚について掘り下げて解説していきます。

【著者のつぶやき】

僕の唯一の趣味は、格闘技観戦。中でも、K-1を見ることです! ギタリスト仲間でも格闘技が好きな人って、けっこう多いんですよ。僕も先輩ギタリストに勧められて、1999年からK-1を見始め、もう10年になります。

先日、K-1の音楽監督なども勤めるプロデューサー/アーティストの稗島寿太郎さんからご招待いただき、初めて生のK-1を見てきました!! 今まではテレビでしか見たことなかった試合を生で見ると、もう全然、迫力が違います!

お気に入りの選手はピーター・アーツ!!! 僕のライブのSEにアーツの入場曲を使っていたことがあるくらいの大ファンなのです(笑)。

幸運にもその日、アーツの試合も行なわれていて、しかもアーツが勝ったので大興奮しました。稗島さんに大感謝です!

稗島さんは、銀座でライブを身近で聴けるバー「江戸桜 銀座倶楽部」のプロデュースもされています。ギタリストも多数出演しておりますので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください!!

<店舗情報>

~~銀座にギターの殿堂誕生!!~~
江戸桜 銀座倶楽部
中央区銀座8-5-10並木ビル6F
Tel:03-3573-7135

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加茂フミヨシ

加茂フミヨシ

超絶技巧ギタリスト/クリエイターとして活躍する。傍ら、最先端エレキ・ギター奏法の求道者としても、多くのヒット作教則本を発表。2011年に、スティーヴ・ヴァイがバークリー音楽大学で記録した“世界最大規模のオンライン・ギター・レッスン”のギネス世界記録に挑戦。ヴァイの“ギター・レッスン受講者4,455人”の記録を“8,776人”に更新し、イギリスのギネス・ワールド・レコーズより日本人ギタリストとして正式承認される。世界に名を刻んだエレキ・ギター界の伝道師である。



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