第4回 『海外からのお客さんにオススメの寿司屋を教えて英語上達!』 レコード店インタビュー ~VINYL7 RECORDS(京都)編~

SEX山口のなんだチミは!? by SEX山口 2013年7月5日

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すっこり初夏! グレーのTshirtのワキが非常に気になる季節になって参りましたね。
今宵も貴女のワキCheck, One, Two! お湿り具合確認よし! 美味しくいただきマンモスラッキー! Yeah!
おっとと自己紹介が遅れました。ワキチラ見のエキスパート、セク山ことSEX山口でございます。Watching You!

前回は3回に渡り、やけのはら氏のインタビューをお届けしましたが、皆さまCheckしていただけましたでしょうか?
「まだ読んでない!」という紳士&淑女の皆さまはココから熟読よろセクお願いいたしますm(_ _)m

さてさて、本題へ。

皆さんは最近レコード店へ行きましたか?

セク山、昨日、渋谷のタワーレコードにてKanye Westの新アルバム『Yeezus』を買いました。
いつもならiTunes StoreでサクっとDL購入してしまうのですが、タワーレコードがSALE期間だったということもあり、DL購入もCD購入も同じ値段だったので「だったらあのオレンジテープを剥がしたいなぁ」と思い、店頭でのCD購入を選びました。
その後、2件の中古レコード屋を巡り7inch.を5枚購入。「早く聴きたいぜメン!」という一心でスキップしながら帰路へ。

暇さえあれば音源Digに走っていた10年前に比べるとレコード店に行く頻度は少なくなっています。
でも…やっぱりレコード店という場所はいつ行ってもワクワクするものです!
限定の新譜がラスト1枚残っていたり、今さっき他店で買ったレコードが半値でしかも状態はMint Conditionで発見してしまったり、探していた1枚が100円で買えたり、高額で手が出なくて、でも欲しくて後ろ髪引かれたり。。

今回のインタビューは、そんな一喜一憂を提供してくれるレコード店にクローズアップ!
3週に渡り3店のインタビューをお届けいたします。

まずはMatsumoto Hisataakaa(A.Y.B. FORCEMoonbugSEXCITY)が店主を務める、京都の『VINYL7 RECORDS』からスッタートゥ! 公私共にお世話になっている先輩です。緊張のインタビューであります(シャキっと)!

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SEX山口:Hisataakaaさん、よろしくお願いします!

Hisataakaa:よろしくです!

SEX山口:では最初に『VINYL7 RECORDS』の歴史を教えてください。スタートは大阪からだったんですよね?

Hisataakaa:いや。もともとは京都よ。『B-SIDE RECORDS』ってのがあってそこから。

SEX山口:おっと、いきなりの誤認識すみません。大阪でやってたって言ってませんでしたっけ?

Hisataakaa:ちょっと前まで大阪心斎橋のアメリカ村でやってたけどね。いろいろ事情もあって帰ってきたって感じかな。

SEX山口:言える範囲で構わないのですが、経営形態を教えてください。

Hisataakaa:俺とULTICUT UPS!のTAHARAでやってます。ホントに小さな個人商店て感じ。

SEX山口:自分が初めてお店にお邪魔した際、店内を占める商品の割合がレコード9割・CDやMIX CD1割という展開でした。今は内装含めだいぶ変わりましたよね。レコード6割、洋服やCAPや靴が3.5割、お菓子とジュースが1割、CDやMIX CDが0.5割という感じになりましたね。

Hisataakaa:そうね。現状、お陰さまでやっていけてるんだけど、この先を見据えるとやっぱりソフトだけで商売していくのはちょっとキツくなってくるところも感じたので。あと昔から、買い付けに行って自分の服とか靴とかも買っててそういうのも紹介したいなー、なんて思ってたから。オリジナルのTシャツなんかは前から作ってたんだけどね。良い機会だし内装もいじっちゃいました。

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SEX山口:その内装ですが、Hisataakaaさん1人でリノベーションしたんですよね。シンプルですごくかっこいい空間になったと思います。古本屋のような前の雰囲気も好きでしたけどね。ここの立地ってモロ観光地ですよね? 海外からの観光客が「Oh! Record! 」とか言いながら、目を見開いて入って来たりするの自分は結構見てます(笑)。

Hisataakaa:内装をやるのは初めてやってみたんだけどすごく楽しかったな。かっこ良くなったって言ってもらえるとすごく嬉しい! そうそう、海外からのお客さんも来るよ。レコードの話もそこそこできるんだけど、近所のオススメのお寿司屋さんの場所なんかを英語で教えてあげるのもすごく上手くなったよ(笑)。

SEX山口:京都でオススメのお寿司屋さんは自分も知りたいかもです。京都は美味いもんだらけでいつもどこに入るか迷います。

Hisataakaa:確かに美味しいもんはたくさんあるんだけどね。毎日の食事にはちょっと困っちゃう。高くついちゃうから。

SEX山口VINYIL7のTwitterinstagramお店のBlogなどで商品の買い付け経過をいつも見させてもらっているのですが、商品のほとんどは海外からの買い付けがメインなのでしょうか?

Hisataakaa:ほとんど買い付け。たま~に買い取りもあるけどね。頻度は少ないです。

SEX山口:買い取りもやってるんですね。

Hisataakaa:一応してるよ。

SEX山口:今度持って行っていいですか? 田原俊彦のレコードがダブりまくってて。

Hisataakaa:田原俊彦は大丈夫。他の持ってきて。あんまり高い金額では買い取れないかもしれないけど。

SEX山口:押忍。

Hisataakaa:押忍って。

SEX山口:あ、そう言えば、こないだTwitterで「当店、靴の買い取りは行っておりません」的なことをTweetしてましたよね笑 あれはいったい?笑

Hisataakaa:どっかのレコード屋さんが「Dr.Martens高価買い取りします!」って書いてて「うわー、なんかすごい」って思って。からかったりする気は無いんだけど「ウチじゃ真似できません」と思って書いちゃった笑

SEX山口:THE古物商!

Hisataakaa:ウチもああいうタフさは見習っていかないと。

SEX山口:押忍。

Hisataakaa:いや、押忍って。

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SEX山口:お店に並んでいるレコードでお店の色が決まると思うのですが、VINYL7が強いジャンルって何ですかね?

Hisataakaa:もともと俺もTAHARAもHIP HOPの12inch.を集めてたから、やっぱりその辺が強いのかな。でも今はDJやったりMIX作ったりしていく中で、いろいろと広がってるから1つのジャンルに限定できないかな。

SEX山口:自分ら世代がドンズバでハマっていた92年~98年ぐらいのHIP HOPやR&Bのレコードがいっぱいあるなぁって思ってましたけど、よく見ると、さらに昔のHIP HOPやR&B、SOULやFUNK、レアグルーヴも多いですよね。中には「わわわ!この稀少盤初めて見た!」なんてものも。自分がこんなこと言うのおこがましくて申し訳ないのですが、本気のレコード屋感をビシビシ感じておりまして、今度ゆっくり掘りたいです。

Hisataakaa:ちょっとお値段するものもあるけどねー(笑)。

SEX山口:自分が大阪や京都でDJがある時には、ほぼ毎回お店へ立ち寄らせていただいているのですが、いつも地元のお客さんがお店めがけてワイワイ集まって来ますよね。学校帰りに寄る駄菓子屋みたいだなーって思ってて。Hisataakaaさんもお客さんに「タバコ買ってきてもらっていい?」なんてお使い頼んだりしてますよね(笑)

Hisataakaa:えらいとこ見られちゃった!(笑) まぁタバコ買ってきてもらったりするのはかなり仲良しにしてる子だね。なんかさ、ちょっと昔のレコード屋さんの店員ってお高い感じあるし、自分でもそれ風に振る舞っちゃうようなところもまだまだあるんだけど、なるべくお客さんと仲良くしたいなーなんてことは考えてます! ソーダとか置いてるからそれ飲みながら話に来てくれるだけでも嬉しいなぁ、って。

SEX山口:自分の地元にもこういうお店があったらいいのになぁ~、って行くたびに思います。HisataakaaさんがDJ仕事などでどこかへ行かなきゃいけない時、地元の若いDJの子たちが店番やったりもしてますよね? その子たちと一緒にカフェでDJやったりとかも。Hood感バリバリで羨ましいです。

Hisataakaa:いろいろとお手伝いしてもらったりしてる。なんかそうやって自然とみんなと仲良くなれる感じは楽しくていいよ。俺もいろんなこと教えてもらえるし!

SEX山口:やっぱり給料はレコードだったりするんですかね!?

Hisataakaa:欲しいレコードがある子にはレコード渡すこともあるよ。でもちゃんとお金も払ってます!!

SEX山口:すごくいい話ですよ。美しい!

Hisataakaa:かな?(笑)地元の若いDJはサポートしていけたら良いな。なんてこともちょっとだけ思ってるよ。

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SEX山口:レコード店を始めようと思ったきっかけを教えてください。

Hisataakaa:お店の基礎はTAHARAが作ったもので、俺は立ち上げの時はまだいなかったんだわ。もちろん友達だったからなんとなく見てはいたけど。まぁ昔からよく言ってたのは「変なおもろいもん売ろうよ」ってことかな。

SEX山口:それは今の買い付けでも変わらず続いていることだったり?

Hisataakaa:もちろん。いろいろと狙ってみたこともあったけどだいたい外した(笑) 「うわ!おもしろい!」っていう直感が一番頼りになるよ。

SEX山口:Hisataakaaさんにとってレコードってどういうものですか? というのもHisataakaaさんのDJプレイって、場所にもよるのでしょうけどTRAKTORだけでプレイしたり、はたまたレコードだけでプレイしたり、時には交ぜてプレイしてますよね。そんな中でレコードをどう見ているのかなぁって思いまして。ざっくりとした質問で申し訳ないんですけど。

Hisataakaa:これ話がすごく長くっちゃうんだけど、俺レコードもデータも音が出るからどっちも大好きなんよ。とりあえずこんなご時世だからデータでしかないもんやCDでしかないもんかけるためにTRAKTOR使ってる。で、荷物も減らしたいから何度かレコードの音を録音してデータにしようと思ったんよ。

SEX山口:はいはい。質量的には劇的に減りますもんね。

Hisataakaa:ただ、いざやってみるとこれがなかなか上手くできない! どうしても良い音で録れない! で、自分なりに出した結論が「リリースされた時の音が一番良い音なんだなー」って。

SEX山口:ほほう。

Hisataakaa:だからレコードもTRAKTORも持って行ってやろうと。結局すんごい荷物になっちゃうんだけど。だからやっぱりレコードは今も買い続けてるし、ちゃんとカート引っ張って持って行ってる。レコードでもデータでも音楽がちゃんと鳴るかどうかが一番大切!

SEX山口:自分はここ10年CDJだけでプレイしてまして、最近レコードで回したのはこないだHisataakaaさんも一緒だったレコードオンリーパーティー『30minutes of music』の時ぐらいなんですけど、やっぱりレコードいいなぁって思いました。このパーティーがきっかけで、また最近買い物ついでにですがレコ屋回るようになってて。

Hisataakaa:CDもレコードもデータもそれぞれに良さがあるよ! 音が出るから全部好きよ。

SEX山口:最近はUSB対応のCDJが常設されていたりするので自分は予備で持って行ったりしてます。メモリがあればあるほど曲数はたくさん入るんですけど、家のiTunesに入ってる曲を全部入れられるわけではないので、結局家を出る直前まで選曲に時間取られちゃって……。そこまでの作業はレコードでもCDでもデータでも自分的には一緒なんですよ。早くノートパソコン買えって話なんですけどね。で、買ったんですけどまだ何もやってません、っていう。当たり前の話なんですけど、いろんな機材やソフト、つまるところ出力の方法が増えた分やり方って人それぞれですよね。iPadでぶっかます人もいるし、PUNPEEくんなんてすごく大きなコントローラー持って来てたりするしなぁ。

Hisataakaa:そうだね。やり方はたくさんあるしどんなやり方もそれぞれに利点があると思うよ。いろんな人のDJ聴く機会があるけど結局は「どんな曲をかけて盛り上げてるのか」ってことが大事なんであって「曲をどうやってかけてるのか」ってことはそんなに重要じゃない気がするな。一緒に店やってるTAHARAはレコードをホントにすごい早さでカットしていくのが上手くてかっこいい。セク山が裸のCDをどんどんCDJにぶち込んでいって気の利いた煽り入れながら進めていくのもかっこいい。PUNPEEくんがあの大きなコントローラー使っていろいろかけてラップも披露しちゃうのもかっこいい。全部文句無しにかっこいい。

SEX山口:やった褒められた! あ、そうだそうだ! これ聞きたかったことなんですけど、VINYL7から徒歩1分ぐらいの場所にJET SET RECORDS京都店がありますが何か意識されたことってありますか?

Hisataakaa:いやぁ、目の上のたんこぶでほんまに邪魔ですわ。ってのはウソ!

SEX山口:まさかのBEEFかと思いました。

Hisataakaa:A.Y.B. FORCEのLARK CHILLOUTが働いてることもあって(東京・下北沢店)仲良くさせてもらってる。JET SETの規模でしかできないようなことはちょっと力貸してもらったりもするしね。目と鼻の先にある同業者ではあるけれどうまく共存していくのが理想。

SEX山口:そのLARKさんにも今回のインタビュー依頼させてもらっております。個人的にA.Y.B. FORCEは昔からファンなので、さっきからニヤニヤしちゃってスミマセン!

Hisataakaa:A.Y.B. FORCEは“レコード好きな人が集まってやってたゆる~いグループ”って感じだったから居心地良かったなー。定番ネタは俺が受け持って、BULLJUNと富田清が変てこネタ持ってきて、LARKが新譜もちゃんと聴いてる耳で的確にジャッジしながらまとめて。ULTICUT UPS!がHIP HOP DJらしい運動神経の良さを入れて。みたいな。

SEX山口:レコード好きが集まってできたグループ、ステキだなぁ。そのまんまレコード屋さんになっちゃったってことですね。それでは最後に読者の皆さんへレコード店の店主として何か一言お願いします!

Hisataakaa:みんな好きな形で好きなもん聴いたら良いと思います! 音楽なんだから。ね。楽しいか楽しくないかで良いじゃないですか! もし欲しいレコードがあるときはウチの店のこと思い出してください!

SEX山口:ありがとうございました!

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VINYL7 RECORDS店主、Matsumoto Hisataakaa氏のインタビュー、いかがでしたでしょうか。
京都へ行った際にはぜひとも観光コースに入れていただきたいレコード店でございます。

それでは、また来週!

Yeezus [Cd, Import]

ロスト・ブレイクス

On the TLC Tip [Import]

Matsumoto Hisataakaa

hisataakaa (1) 昼はVINYL7 RECORDSってレコード屋やってます。 夜はドラム缶でたき火して、モルトリカー呑んで、銃ぶっ放しまくって、女とヤりまくってます。

Shop Data

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  • VINYL7 RECORDS
  • 住所:〒604-8091 京都市中京区河原町姉小路西入る下本能寺前町492
  • TEL:075-221-3337
  • 営業時間:12:00~21:00
  • 定休日:月曜日
  • 地図:http://goo.gl/LhIF4
  • URL:http://www.vinyl7.net


SEX山口

SEX山口

1976年生まれ、神奈川県出身のメガネをかけた牡羊座。幼少時に観たM.J.のパフォーマンスに多大なる影響を受け、小2で“ムーンウォーク”を習得。と当時に、たけし軍団や志村けん、とんねるずといった“ハードかつタイトな東京のお笑い”への尊敬と憧れを現在までKeep Onし続ける。最近はやたらしゃべるディスクジョッキーとして日本各所でメイクサムノイズしつつ、音楽専門誌・web等で小粋な執筆もちょろちょろ。自身のトレンディーアパレルブランド「S.E.X.Y. by NAOKI YAMAGUCHI」のアイテムや危ないおMIX CDも随時デリバリーしております。あと、宇多田ヒカルが大好き。



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