馬場正道からのお知らせ。

アジアを旅するディガーのコラム〜馬場正道の頭の中。 by 馬場正道 2013年8月1日

logo-mark-1

 

ぼくは今年の11月でちょうど30歳になる。なってしまう。

池袋のお店、スナック「馬場」を作ったのは27歳のときだった。

作ろうと思ったのは地震のすぐあとで、そのときはなんだかどんどん居場所がなくなっていくような気がしていた。

すぐに頭のなかに浮かんだのは友人。

それもレコードが好きな友人ばかりだった。

暗いニュースのなか、いいお知らせがしたくてどの店もシャッターが閉まったままのガランとした池袋で物件を探していた。

今はお客さんの顔を見るたび、作ってよかったなあ、と、心の底から思う。

 

もうすぐ30になる。

もうひとつやりたいことがあった。

まだ20代のうちに。

それは自分が育った町にレコード屋を作ること。

今までこの町にレコード屋はなかった。

そう、レコード屋を作ります。

駅から徒歩2分。名前はもう決めた。

「KIKI RECORD」。

店主はあの方、前園直樹さん。

ジャカルタのリアン・レコードのような。

岐阜のオーパスのような。

香港のポールのような。

マニラやマレーシアの安宿のような。

やっぱりレコード屋ではゆっくりしたい。

そこでおいしいコーヒーが飲めたら最高だろう。

レコード屋兼喫茶店。

オープンは9月中に。

 

もうレコードマップはないけど、

インターネットが便利な世の中だけど、

やっぱり店があったほうがいい。

店がなきゃだめなんだ。

モノに触って、ドキドキして、お金を払う瞬間の気持ちよさ。

また、それを持って帰るまでの時間を大切にしたいと思っています。

TUNECORE JAPAN