これってギターなの?/2011楽器フェアレポート(6)
Eゾーンはギターが中心。折り畳みギターや、ネックだけ(?)のギター、ギターに似た新楽器など、見るだけでも面白い楽器が見つかる。
三木楽器(株)[E-1]
OVALのエレクトリック・アコースティックギター、ピックアップなどを紹介する三木楽器のブース。アコーステック・ギター用、ウクレレ用のOVAL製ピックアップや、そのピックアップを搭載したOLD-1を展示している。
6日14:00~15:00には、アコースティック・パークにて中川イサトのソロライブが行われる予定だ。
(株)スリージーインターナショナル[E-2]
医療器具メーカーで開発された特別なヒンジを採用することで、フルサイズのアコースティック・ギターやエレキ・ギターを折りたたむことが可能な製品を展示。チューニングを合わせたままで折りたたむことが可能なため、ワンタッチでプレイが可能。フルサイズのギターをコンパクトに持ち運ぶことができる。
(株)マルエ[E-3]
IWAOのシグネチャー・モデルとなるウクレレを展示。近日発売予定でピックアップ付きのモデルと、ピックアップなしのモデル、二種類が発売されるとのこと。
また、D’ERLANGERのドラマー 菊池哲がデザインしたGreatz upperのドラムバッグに加え、ギター用のギグバッグ(写真下)も展示されている。
(株)エムズグリーン[E-4]
エムズグリーンでは、11月1日に発売が開始されたばかりの新製品「MzTray」「MzBracket」を展示。エフェクターの配置や固定がカンタンにできる製品で、MzTray(写真上)はBOSS用とMXR用の2種類。MzBracket(写真下)はレールタイプとなっているため、マルチエフェクターなどの大きなサイズにも対応可能。ブース内にはエフェクターボードのさまざまなサンプルも展示されている。
ヤマハミュージックトレーディング(株)[E-5]
イングウェイ・マルムスティーン・シグネイチャーモデル「YJM100」(写真上)や、新しいカーボン・ファイバー調カバリングが施されたモデルが展示されているマーシャル・コーナーのほか、11月に発売予定のフィッシュマン・ブラック・スタック(写真中)を紹介。ブラック・スタックはパッシブ・タイプであるがノイズが少なく、フィンガー・ピッキングにも相性が良いとのこと。
また、ジルジャンの新製品、「GEN15 AEシンバル」を参考出展(写真下)AEとはアコースティックエレクトリックのことで、音をマイクで取り込み、コントロールユニットで加工、アンプに出力するという仕組みになっている。2012年発売予定。
日本エレクトロ・ハーモニックス(株)[E-6]
ジミヘンのエンジニアにしてエフェクター界の”生きる伝説”、ロジャー・メイヤーが来日!期間中はブースで毎日14時と16時の2回、サイン会を行なっている。また、定番ディストーションVoodoo-Bassの限定版「Voodoo-Bass Limited Edition」(400台限定・シリアルナンバー入り)を展示しているほか、練習やウォームアップに重宝する「SHRED NECK」、究極のスルーネック・ギター「MINISTAR」(写真上)、Hagstromやkayの各種エレクトリック・ギター(写真上)等を展示。
ヴィオラフォン合同会社[E-7]
日本人発明家が開発した新しい楽器、ヴィオラフォンを展示。ヴィブラフォンとは、4月のフランクフルト・メッセでも好評を博した、コードを弾ける弓奏楽器。ハイフレットはフレットレスのラウンド形状となっているが、9フレットまでは通常のギターと同じフラットな形状でフレットが打ち込まれており、ギターと同じコードで演奏することが可能。また、スケールも通常のギターと同様とのこと。ブースにてデモ演奏も行なっている。
(株)石橋楽器店[E-8]
イシバシ楽器のブースでは、Knaggs Guitar(ナッグスギター)を展示(写真上)。5日・6日にはKnaggs Guitarの創立者、ジョー・ナッグスが来日(写真中)各モデルの解説などのトークに加え、木材加工のワークショップも開催される。
また管楽器では、プラスチック/ポリカーボン素材を使用したVibrato Sax(写真下)も展示中だ。
プロ・オーディオ・ジャパン(株)[E-9]
プロ・オーディオ・ジャパンのブースでは、AKAI professionalのエフェクターやシンセサイザーなどが試奏可能なほか、ウィンド・シンセサイザー「EWI4000s」の日本オリジナル・カラー・モデルが参考品として展示されている。カラー・バリエーションはピンク、白、メタリックグリーン、赤の4色。ピンクは女性に人気があるとのこと。