第6号 「バンド女子あるある」10連発! 女子がギターケースのポッケに入れがちなのは…?

別冊バンドあるある by バンドあるある研究会 2013/07/11

さあ、第6号も引き続き、書籍「バンドあるある」で惜しくも解説が漏れたネタを紹介するわけですが、今回は待ちに待った「バンド女子あるある」特集です! 男子は画面にかじりついて読んでください。これまでとはちょっと毛色の違う感じを楽しんでいただければと思います。それでは、レッツあるある!

バンドあるある発売記念イベントでライブを披露してくれたTHEラブ人間・おかもとえみさん(写真と本文とはちょっとしか関係ありません)

バンドあるある発売記念イベントでライブを披露してくれたTHEラブ人間の紅一点、おかもとえみさん(写真と本文はちょっとしか関係ありません)

 

バンド女子あるある:

打ち上げでバンドマンから口説かれる。

aruaru-iinkai それは口説かせてあげてください。ステータス重視のOLさんは相手にしてくれないし、スタッフ女子にはモラルとして手を出せない。あるいは、既にボーカルが手を出しているパターン。可愛いバンド女子が参加する打ち上げは、めったにないチャンスなのです。この際、対バン男子の音楽哲学なんて、どうだっていい! バンド女子を2つの意味で酔わせることだけに全神経を集中します。もちろん拒否してくれても構いません。失恋なんて言わばモチベーション。それで1曲書きますから。そう、最後はバンドに還元しますから。(藤澤)

 バンド女子あるある:

打ち上げの瓶ビールがつらい。

aruaru-iinkai 大人数での打ち上げは、生ビールよりも瓶ビール。これは鉄則です。まあ、そもそもビールがあまり好きじゃないという女子もいますが、それより何と言っても、女子に飢えた男子どもからガンガン注ぎ足されるのがつらいんでしょうね。まだ残ってるっつうのに注ぎ足してくるでしょ? 僕がそうですもん。早く酔っぱらって、理性を失ってほしいですから。つらいのは分かりますよ。でもね、こっちにだって譲れない想いがあるんです。すみません、できれば耐えてください。(松本)

バンド女子あるある:

バンド男子を飲みに誘うと、気があると勘違いされて面倒臭い。

aruaru-iinkai バンドマン同士であっても、男女の友情は成立しない──。ついに、それが実証されたわけです。バンド女子から誘いがあったものなら、部屋をキレイに片付けて、カラダを隅々まで洗って、ギターをピカピカに磨いて、磨いたことがない部分までしっかり磨いて、決戦の場に向かいます。相手にその気がなくとも、口説くのがマナー。「俺の指でギターも女もキュイ~ン」(藤澤)

 バンド女子あるある:

ギターケースのポッケにはいつもアメが入っている。

aruaru-iinkai なんで? ただ、ひとつ確認したいのは、常に新しいアメちゃんが入っているのか、それとも、いつのだか分からないベッタベタにただれたアメちゃんが入っているのか、どっちなんだい!?ってことですよね。それによって、その子のキャラ付けが大きく変ってきますから。鞄の中身がきったない女性っていますけど、ギターケースでもそうなっている人っているんですか? 一度、覗いてみたいです。(松本)

バンド女子あるある:

男性ベーシストのキレイな指にキュンとする。

aruaru-iinkai 男性読者の気持ちを考えると、ここは身を削ってでも下ネタに走らざるを得ません。バンドあるある研究会の名に恥じない解説を残したいと思います。「あたし、指フェチだから~」なんて言わせませんよ。これはズバリ、ベーシストの指弾きがアレを連想させるからです。それをオブラートに包んだだけ。つまり、正しくは、「男性ベーシストの卑猥な指使いにジュンとする」です。(匿名希望)

バンド女子あるある:

衣装を考えるときが一番盛り上がる。

aruaru-iinkai これはね、舞台の衣装決めなどでもそうなんですよね。あと、友達の結婚式に参加するときの服選びでもそうですよね、絶対。あーでもない、こーでもない、あれがイイ、これはヤダ、そう言いながらダラダラと……それに付き合わされる男子は、たまったもんじゃないですよ。そんで、なかなか決まらないと不機嫌になっていくでしょ?女子って。なんなんだっ! 裸の君が見たいよ……本当はね。(松本)

バンド女子あるある:

同じ女でも、ガールズバンドの人たちと仲良くなるのは難しい。

aruaru-iinkai これは、共学と女子高の違いですよね。絵に描いたような、ないものねだり。ガールズバンドの子は、きっとこう思っています。「男に囲まれてヘラヘラしやがって! どうせボーカルと付き合ってんだろ? 下のマイクを握ってんだろ! って言わせんなよ! ったく、そんな暇あったら曲作れ、曲を! 公私混同してんじゃねーよ! だ、だけどな! ちょっと、ひと言いいか? うらやましくて仕方ねーんだよ! バンド内恋愛、あっこがれる~!」(藤澤)

バンド女子あるある:

バンド系漫画に出てくるようなカッコいい男子なんているわけない。

aruaru-iinkai いや、そうですよ。そりゃそう。だからそんなんで、現実のバンド男子にげんなりしないでくださいね。とばっちりっすよ、そんなの。ねえ、旦那。逆に言わせてもらえばね、『BOYS BE』に出てくるような、胸デカ純粋チョイエロ、そんな三拍子そろった女子なんて、いるわけないんですから。そうでしょ、貴方。あと、みんな大好き加瀬亮。そんな男子もそういないっす。いいですか、この世の中に爽やかな男なんて一人もいないのだ!(松本)

 バンド女子あるある:

宮崎あおいが「リンダリンダ」の弾き語りをするCMが嫌いだ。

aruaru-iinkai 負け惜しみなんじゃないの? 違いますか? だって、『ユリイカ』の宮崎あおいは最高っすよ。一度、映画を観てから改めてそのCMを観て下さい。印象変わりますから。大人になったな~あおいちゃん! そう思うはず。親心。あ、でも、もうそのCMやってないか。ちなみに、夏木マリが歌う「リンダリンダ」はどうなんですか? 僕は好きですけど。(松本)

バンド女子あるある:

椎名林檎になりたい

aruaru-iinkai 俺だって、なりたい!(藤澤)

 

いかがでしたか? バンド女子の実態が分かりましたか? 現役バンド男子の皆さんには、今後の活動に役立ててもらえればと思います。解説は、われわれが男子目線で書いていますが、あるあるネタは、可愛い可愛いバンド女子への取材に基づいていますので、ご安心を! それでは、次号もお楽しみに! 投稿も待ってるよ!!

※次回は7/25(木)更新予定です。

バンドあるある研究会

松本哲也

劇作家。小松台東主宰。共著に『漫才入門』『ムダ話が得意になる本』などがある。

藤澤朋幸

放送作家。バラエティを中心にテレビ番組の構成を手掛ける。元バンドマン。

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