製品レビュー

  • 24ビット/96kHz対応A/Dを搭載した2ch真空管マイクプリ

    24ビット/96kHz対応A/Dを搭載した2ch真空管マイクプリ

    APHEX Model 1100

    今回レポートするAPHEXのModel 1100は、24ビット/96kHz対応のADコンバーターを内蔵した2chマイク・プリアンプです。最近発売されるマイク・プリアンプには、このADコンバーターを搭載したタイプを多く見かけます。これは、現在のデジタル・レコーディングの流れに対応するためだと思いますが、各メーカーごとにいろいろな音質、機能などで差別化を図っているようです。そんな中でこのModel 1100は、どのようなキャラクターを持っているのでしょうか。

    宮原弘貴(MAGNET STUDIO) 2000/06/01

  • 基本設計に優れ汎用性のあるコンパクト・アナログ・ミキサー

    基本設計に優れ汎用性のあるコンパクト・アナログ・ミキサー

    ALLEN&HEATH WZ14:4:2+

    DSPの処理高速化により、サンプリング周波数、量子化ビット数の向上、そして何よりも製造コストの減少によって、今やデジタル機器は加速的にシェアを広げています。特にパーソナル・ユース向けのデジタル・ミキサーなどは、数年前に比べ非常にリーズナブルな価格で手に入れることができますし、スペックも驚異的です。これは音楽制作者にとって、制作コストや時間の節約にもなります。おまけにアンドゥー機能、編集機能が優れているため、創造の実現の可能性も大幅に向上しました。しかし、その分無駄に時間を費やしてしまい、それらのスペックが逆にデメリットに見えるセッションも少なからずあるようです。また、フル・デジタル・プロセッシングによる利点であるはずのセッションのフル・リコール機能や機器のコンパクト化が、逆に弊害になっているとも思われ、パラメーターの操作やディスプレイの呼び出しなど、オン・デマンド的なところはアナログのものに一歩譲ってしまう結果となっているようです。音質的にはアナログに肉迫してきたのだから、今後は人間工学的な部分の改良を望みたいところです。前置きが長くなりましたが、今回はフル・アナログ・ミキサー、ALLEN&HEATH WZ14:4:2+についてレポートします。

    鎮西正憲 2000/06/01

  • リアル・タイム操作をさらに追求したGrooveBoxの新機種

    リアル・タイム操作をさらに追求したGrooveBoxの新機種

    ROLAND MC-307

    ダンス・トラック用ワークステーションとしては、もはや"定番"の地位を確立した感のあるROLANDのGrooveBoxファミリーに、新たにMC-307が加わった。今回は価格的にはシリーズ中ミッド・クラスといった設定になっているが、大幅な操作性の向上と強力な新機能の追加で、先行上位機種にも負けない非常にコスト・パフォーマンスの高い仕上がりになっている。

    高井康生(Ahh! Folly Jet) 2000/06/01

  • サンプラーとレコーダーを組み合わせた複合的な音楽制作マシン

    サンプラーとレコーダーを組み合わせた複合的な音楽制作マシン

    ROLAND SP-808EX

    ここ最近の新製品の多さはうれしい反面、ちょっと全部に目が行き届いていない感じもして気持ち的に大変である。もうハードウェアもソフトウェアも、かなりのクオリティのものがじゃんじゃん出ている。昔なら、価格で"これはコンシューマー用"とか"これはプロ用"とかはっきりしていた感じだが、最近は価格だけではその機材の善し悪しを判断することが難しくなっている。実際、非常に高価なものと比較的リーズナブルなものを比べても遜色無かったり、意外と安いモノの方が、音楽的には魅力的な音に感じたりすることもあるようだ。機材の進歩もいよいよ、分かりやすく"これは良い"とか"これはダメ"とか単純な二元論で言えないところまできた感じである。

    D.O.I.(Indopepsychics) 2000/06/01

  • 安価で音質的にも優れたアナログ・ポータブル・ミキサー

    安価で音質的にも優れたアナログ・ポータブル・ミキサー

    BEHRINGER Eurorack MX1604A

    ハイ・コスト・パフォーマンスなミキサーを数多くリリースしているBEHRINGERから、またも驚異的な価格のアナログ・ポータブル・ミキサーが発売された。10年前なら10万円近くしていたと言っても決して大げさではないくらいの機能を持ったミキサーが、3万円を切る値段で発売されたのだ。デジタル・ミキサーが全盛の昨今ではあるが、このくらい安い価格が提示されると、ちょっとしたときに使うサブミキサーとしての導入も考えたくなるだろう。早速、その内容をチェックしてみることにしよう。

    板橋弘之 2000/05/01

  • 簡単操作で多くの機能を実現するサンプリング・リズム・マシン

    簡単操作で多くの機能を実現するサンプリング・リズム・マシン

    KORG Electribe・S

    KORGの新製品ES-1はElectribeシリーズの第3弾で、好評のシンセEA-1とリズム・マシンER-1に次ぐ、リズムに特化されたサンプラーだ。「低価格で、機能をある程度限定しておき、しっかりと遊べる内容にする」というテーマの通り、十分楽しめる仕上がりになっている。

    横川理彦 2000/05/01

  • 24ビット録音を念頭に置いて開発された2ch真空管ヘッド・アンプ

    24ビット録音を念頭に置いて開発された2ch真空管ヘッド・アンプ

    M2ARINE ST-829

    最近流行とも言えるチューブを採用したイクイプメントのニュー・ブランドが登場した。スタック・サウンド・サービスという、SRでは定評ある国内の会社が開発したこのM2ARINEは、受注生産による真空管ヘッド・アンプ(以下HA)だ。

    伊藤圭一(KIMスタジオ) 2000/05/01

  • ドイツの新メーカーが開発した本格的なチューブ・マイク

    ドイツの新メーカーが開発した本格的なチューブ・マイク

    BRAUNER VM1

    ドイツのBRAUNER社から、真空管のマイクが新登場! "BRAUNER"とは、ちょっと聞き慣れないメーカーですが、それもそのはず今回のVM1が1号機となる新しいメーカーです。ドイツと言えば、NEUMANN、TELEFUNKENなどマイクの名機を生み出した名だたるメーカーの国ですから、今回のこのマイクも大いに期待できることでしょう。ローコストのコンデンサー・マイクが数多く出てきている最近の状況に一石を投じる堂々の価格とスペック。それでは、VM1の実力を早速チェックしてみたいと思います。

    鎌田岳彦 2000/05/01

  • 高品位設計のオール・イン・ワン型ボイス・プロセッサー

    高品位設計のオール・イン・ワン型ボイス・プロセッサー

    PRESONUS VXP

    PRESONUSは1990年代に設立されたアメリカのメーカーで、現在までプリセット・タイプのコンプ、2ch/8chのコンプ、同じく2ch/8chのマイク・プリアンプを製品ラインナップとしている。特にマイク・プリアンプは高級なJENSENのトランスを採用するなど評判が良いようだ。今回ご紹介するボイス・プロセッサーVXPは、コスト的にJENSENのトランスこそ使われていないが、これまでの製品のノウハウを継承して作られており、その実力は期待できそうだ。

    半谷高明(BEA-POT STUDIO) 2000/05/01

  • 往年の名機のサウンドをシミュレートするコンプ/リミッター

    往年の名機のサウンドをシミュレートするコンプ/リミッター

    TMD CL-F670

    いろいろな製品がデジタル化している今日、それと逆行してアナログ・サウンドの要求が高まっているのも事実です。リミッター、プリアンプなど、何とも色気のある魅力的な音を出す機材にアナログ製品が多いからでしょう。実際、一部のビンテージ機材には、驚くほどの高値がついているほどです。そんな中、この度TMDからFAIRCHILD 670とUREI 1176LN(黒パネル)の音をシミュレーションしてプリセット搭載したリミッター、CL-F670が発売されました。さてどんな音を提供してくれるか、早速チェックしてみましょう。

    三好敏彦(HAL STUDIO) 2000/05/01

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