製品レビュー

  • 新機能TRANSMUTEとフィルターを搭載した高音質なDJミキサー

    新機能TRANSMUTEとフィルターを搭載した高音質なDJミキサー

    ALLEN&HEATH XOne:32

    本誌6月号の特別企画「音楽制作にDJツールを取り入れるとき......」を後追いするかのように、このところDJギアの新製品ラッシュが続いている。しかも、そのどれもが今までに無かったユニークかつ"使える"製品で、思わず楽器店に駆け込みたくなるような機能が備えられていたりする。最近はソフトウェアばかりに投資していた反動か、こうした衝動的な興奮に素早く(マニュアルなんて読むこと無しに)こたえてくれるDJギアたちが一層まぶしく見えてしまう。そんな中、イギリスのコンソール・メーカーALLEN&HEATHが、またまた面白いDJミキサーを発表した。

    WATUSI(COLDFEET) 2001/08/01

  • 入手しやすい価格でチューブ・サウンドを堪能できる真空管マイク

    入手しやすい価格でチューブ・サウンドを堪能できる真空管マイク

    MARSHALL ELECTRONICS MXL V77

    本誌3月号で「初めてのコンデンサー・マイク」と題して21機種のマイクをチェックしたが、どれもコスト・パフォーマンスに優れ、NEUMANN U87などの上級機と同列で比較できるようなものも多くあった。その中にはMARSHALL ELECTRONICSのマイクもあり、音の明瞭度と立ち上がりの良さが印象に残っている。そして今回は同社のラインナップの中から、チューブ・タイプのMXL V77という機種のチェックとなる。増幅素子としては古典的な真空管を採用したマイクがここに来て各メーカーから発売されており、価格も幅広いが、その中で本機は最も廉価なレンジに入り、個人でも購入しやすいと言えるだろう。しかし、チューブ・マイクにしては前例の無い価格設定に不安も残る。そこでチェックだ!

    鎮西正憲 2001/08/01

  • 往年の名コンソールを元に設計された2chチューブ・ヘッド・アンプ

    往年の名コンソールを元に設計された2chチューブ・ヘッド・アンプ

    UNIVERSAL AUDIO 2-610

    UREI 1176や TELETRONIX LA-2Aの復刻モデル、さらにはプラグイン・ツールなど話題性のある機材を発表しているUNIVERSAL AUDIOが2-610を発売した。2-610は2ch仕様の真空管式ヘッド・アンプで、同社のModel610というコンソール、その中でも1960年に現在のオーシャン・ウェイ・スタジオに導入されたバージョンが本機のモデルとなっているそうだ。UNIVERSAL AUDIOについては皆さんご存じのようにもはや説明などいらないくらい有名なレコーディング機材を数多く輩出しているメーカーであり、近年の1176LN等の復刻シリーズも好評ということで、今回の2-610ヘッド・アンプも非常に期待が高まる。

    手塚貴博(I・DE・A SOUND) 2001/08/01

  • アウトボード・ブランドが送り出す真空管式インライン・コンソール

    アウトボード・ブランドが送り出す真空管式インライン・コンソール

    TL AUDIO VTC Series

    2年ほど前だったであろうか、真空管を使ったさまざまなアウトボード・ギアを作っていたTL AUDIOが、ついにミキサーを作ったと発表した。DIGIDESIGN Pro Toolsがレコーディング作業の中でだんだんポピュラーになってきた時代に、あえてビンテージ機器に発想をおいたオール真空管ミキサーを作ったこのメーカーに非常に興味を持った僕は、実現はしなかったが、たまたま仕事で滞在していたロンドンでその現物をチェックしたい思いにかられたものだった。

    加納直喜(GO-GO KING RECORDERS) 2001/08/01

  • 上位機種とほぼ同等の基本性能を誇るオーディオ・ワークステーション

    上位機種とほぼ同等の基本性能を誇るオーディオ・ワークステーション

    YAMAHA AW2816

    昨年9月発売のYAMAHA AW4416は、02Rクラスの豪華なミキサー機能を内蔵した一体型HDRで、かなりのお買い得感がある人気商品だ。そして今回、その廉価版とも言えるモデル、AW2816が新登場。一言で言えば、AW4416の機能限定バージョンというパッケージだが、安価ながらも24ビットAD/DA/同時再生16トラックを誇り、基本的なミキシング機能自体はほぼAW4416と同等という、実にうれしい内容となっている。

    原口宏(スパーブ) 2001/08/01

  • USB端子装備の画期的なオーディオ用CD-Rレコーダー

    USB端子装備の画期的なオーディオ用CD-Rレコーダー

    TASCAM CD-RW4U

    今回紹介するTASCAM CD-RW4Uは一言で言うと、非常に使い勝手の良いCD-Rレコーダーだ。

    具体的に使い勝手の良い点を挙げると、非常にコンパクトなボディ、20ビットAD/DA内蔵の高音質なオーディオ用CD-Rレコーダー、USB経由でパソコンと接続可能......ここまで聞いた時点で、"これは買い!"と思った人も多いことであろう。しかも価格が59,800円! 数年前にあった、SCSI端子でパソコンと接続可能なオーディオ用CD-Rレコーダーは、この10倍の価格をしていた。時代の流れとはいえちょっと安過ぎない?と、まだ疑っている読者諸君のために、本機が本当に"お買い得アイテム"なのかどうか、1つ1つチェックしてみよう。

    白川幸宏(D.&A. MUSIC) 2001/07/01

  • 多機能/高音質のプロ仕様ポータブル・ミニディスク・レコーダー

    多機能/高音質のプロ仕様ポータブル・ミニディスク・レコーダー

    HHB MDP500

    プロのMAエンジニアが、MDレコーダーを現場に持っていくことはほとんどありません。あるとしても、緊急用として、民生用の物を取りあえず持っていくくらいです。撮影(同録)現場は何が起こるか分かりません。いつも使っているNAGRAのテープ・レコーダーやDATが突然故障したら、皆さんならどうしますか? 仕事を放棄して帰るなんてことがないように、メインのほかにもう1台欲しいものです。しかしプロ用の機械は異常に高い。そんなときにうってつけなのが、20〜30万円クラスのレコーダーです。そう思っていたら、HHBがいいもの出してくれました!

    AO 2001/07/01

  • ツィーターに5インチ・リボン・ドライバーを採用した高耐入力モニター

    ツィーターに5インチ・リボン・ドライバーを採用した高耐入力モニター

    SLS S-8R-B

    今回紹介する製品は、5インチもの大きなリボン・ドライバーをツィーターに使い、8インチのちょっと変わったダイナミック・ウーファーをマウントした、"情熱を持った頑固者が作った"としか思えないモニター・スピーカーです。このモニターを作ったSLS社のWebページ(http://www.slsloudspeakers.com)を見てみると、他のカタログはなんとステージ・モニターばかり! ほとんどがSR用ラウド・スピーカーなのですが、何とツィーターがリボン・ドライバーなのです。リボン・ドライバーの製作や修復は、熟練技術者の技術管理や長期間確保などのコスト的問題から儲けが出るわけないと思うのですが、それでも良い音のためにリボンを選ぶこのメーカーの姿勢には頭が下がります。とにかく良い音を伝えたい頑固者社長(褒めてます)に"分からんやつは買わんでえぇ!"なんて怒られそうですが、一目で分かる感じの素材選びや、丁寧な作り。いかにも"良い仕事してますねぇー"的なこの製品、さーてどんな音がするんでしょうか?

    杉本健(シンクシンクインテグラル) 2001/07/01

  • 話題のKaoss Padがビルトインされた全く新しい発想のDJミキサー

    話題のKaoss Padがビルトインされた全く新しい発想のDJミキサー

    KORG Kaoss Mixer

    最初にKaoss Padが登場したときのレビューで、ロンドンのドラムンベース・シーンでも当時人気のあったKORG Z1内蔵のXYタッチ・パネルや、ARBORETUM SYSTEMS Hyperprismなんかを引き合いに出してその操作性の面白さを懸命に紹介した覚えがある。そして時は流れ、今やあっと言う間に"Kaoss Padみたいな感じでさあ......"とか"ああ、Kaoss Padなエフェクターだね"などという会話が自然に飛び交うほどの、定番的かつ唯一無二のポジションが確立された感がある。全国のツマミストたちがこぞってフィンガー・プレイヤーへの道を目指すほどのヒット作になったKaoss Padを、今度は何とDJミキサーにそっくり詰め込んだ商品が登場した。その名もKaoss Mixer(そのまんまや!)。これはもう放ってはおけまい。ぐだぐだ言っている間に、とにかくいじらねば!

    WATUSI(COLDFEET) 2001/07/01

  • CD-RWドライブを活用した新スタイルのワークステーション

    CD-RWドライブを活用した新スタイルのワークステーション

    ROLAND CDX-1

    ROLANDの新製品CDX-1は、サンプラー+マルチトラック・レコーダー+CDレコーダーのワークステーション。コンセプト的には同社のSP-808EXに似ているが、CDX-1はこれまでの製品と大きく違い、記録メディアにCD-R/RWを採用。ハード・ディスクやZipドライブの代わりに、ハイスピード対応のCD-R/RWドライブを使う新方式は、どれだけの実用性を発揮するのか? 興味深く取り組んでみた。

    横川理彦 2001/07/01

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