【Studio One 4特集 ① – イントロ】クリエイターを触発するStudio One 4の世界

創造性を呼び起こす“ネクスト・レベルのDAW”=Studio One 4 by サウンド&レコーディング・マガジン編集部 2018年8月28日

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機能強化メインのアップデートを果たしたStudio One 4。まずは、その基本について見ていきましょう。

 

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サンプラーをブラッシュ・アップ

Studio Oneは、ドイツのプログラマーたちが先進的なテクノロジーとモダン・コードのみを用いてデザインしたMac/Windows対応のDAWソフトです。最新版のバージョン4にはフラッグシップのStudio One 4 Professional、ミドルレンジのStudio One 4 Artist、無償のStudio One 4 Primeの3種類のグレードがラインナップされています。

ProfessionalグレードとArtistグレードは、いずれも5種類のソフトウェア・インストゥルメントを標準搭載。バージョン4からドラム・サンプラーのImpactがImpact XTに、音階演奏できるサンプラーのSample OneがSample One XTに名称変更し、機能強化を実現しています。例えばサンプルのスライスやリバース、ノーマライズなどが可能になった上、それぞれ独自に進化した部分も多く、音作りの幅や用途が広がりました。Impact XTとの併用に向けたドラム・エディターパターン機能も新しく、特に後者は多機能なステップ・シーケンサーとしてビート・メイキングにも効果的です。

 

コード系の新機能も充実

Professionalグレードには、目玉とも言える新機能としてコード・トラックとハーモニー編集が採用されました。コード・トラックは、ソングのキーやコード進行を指定する機能で、前バージョンから備わっているアレンジ・トラックと同じ場所に配置して使用。任意のMIDIデータやオーディオのフレーズからコードの情報を抽出し、それをもとにコード進行を指定することができます。また“コードセレクター”というツールからプリセットを選んでの指定も可能です。

コード・トラックで作ったコード進行に、ソング内のあらゆるMIDI/オーディオ・データの和声を合わせられるのがハーモニー編集の機能。例えば、メジャー・コードをマイナー・コードに変換することもできるため、自ら組んだコード進行に和音のフレーズ・サンプルを合わせたりするのもお手の物。楽典が苦手な人やオーディオ・メインで制作する人にも強い味方になるでしょう。

 

価格

Studio One 4 Professional
▼通常:40,000円前後(ダウンロード版)、41,000円前後(ボックス版)、44,000円前後(Notionバンドル)
▼クロスグレード:30,000円前後(ダウンロード版)、31,000円前後(ボックス版)
▼バージョン・アップ:15,000円前後(1.X〜3.X Professionalから4 Professionalダウンロード版へ)
▼アップグレード:15,000円前後(2.X Producerから4 Professionalダウンロード版へ)、30,000円前後(1.X〜3.X Artistから4 Professionalダウンロード版へ)
Studio One 4 Artist
▼通常:12,000円前後(ダウンロード版)、13,000円前後(ボックス版)、19,000円前後(Notionバンドル)
▼バージョン・アップ:5,000円(1.X〜3.X Artistから4 Artistダウンロード版へ)
Studio One 4 Prime
▼通常:無償(ダウンロード版のみ)
※以上、すべて税抜きのオープンプライス:市場予想価格 ※すべて日本語にローカライズ済み
※Studio One 4 Professionalは、30日間使用できるデモ版(ダウンロード版のみ)もあり

 >>>購入はこちらから!

 

動作環境

▼Mac:macOS 10.11以降(64ビット版)、INTEL Core 2 Duoプロセッサー(Core I3以上を推奨)、VST/AUに対応
▼Windows:64ビット版のWindows 7(SP1+プラットフォーム・アップデート)/8.1/10、Core 2 DuoまたはAMD Athlon X2プロセッサー(Core I3またはAthlon X4以上を推奨)、VSTに対応
▼共通項目:4GBのRAM(8GB以上を推奨)、40GBのストレージ空き容量、解像度1,366×768以上のディスプレイ(高DPIのディスプレイを推奨。Windowsでのタッチ操作には、マルチタッチに対応したディスプレイが必要)、インターネット環境(インストールとアクティベーションに必要)

 

【コラム】Studio One 4は基本性能も秀逸!

▲CELEMONY Melodyne Essential

▲CELEMONY Melodyne Essential

Studio One 4は、基本的な性能/仕様も確かなものです。特にProfessionalグレードは従来通り64ビット浮動小数点演算のオーディオ・エンジンを採用し、高音質を実現。曲作り~ミキシングのための“ソング・ページ”とマスタリング用の“プロジェクト・ページ”を備え、ミキシングとマスタリングを容易に行き来できるほか、DDPの書き出しやインポートにも対応しています。PRESONUSソフトウェア・チームとCELEMONYで共同開発したARA(Audio Random Access)によって、ピッチ/タイミング補正ソフトのCELEMONY Melodyne Essentialがシームレスに統合されているのも魅力。近日ARA 2.0が実装される予定で、以降はコード・トラックやハーモニー編集との連携が可能になります。

 

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