tofubeats×DE DE MOUSEの対談が【サンレコiOSフリー号】で実現!

マガジン連動 by 篠崎賢太郎(サウンド&レコーディング・マガジン編集長) Photo:小原啓樹 2015年11月1日

スクリーンショット 2015-10-27 19.21.46

音楽ツールや制作ノウハウなど、音楽クリエイターにまつわるあらゆる情報を毎月お届けしている『サウンド&レコーディング・マガジン』。弊誌はプリント(紙)版と並行してiOS版もリリースしており、画像の拡大や音声埋め込み、360パノラマ・ビューなどのリッチ・コンテンツを盛り込んだ電子雑誌となっています。

11/1に配信されたiOS版フリー号“Free Sample Issue 2015”では、この1年の人気企画を抜粋収録し、さらに新規オリジナル・コンテンツとして、tofubeats×DE DE MOUSEの特別対談を敢行。気心知れた2人が、本誌ならではの「機材に対するスタンス」から「ハイレゾとストリーミング」「2016年のトレンド」まで、10のお題に沿ってクリエイター目線で自由奔放に語り尽くしてくれました。ここではその一部をご覧ください。(※本対談は2015年10月9日に行われたものです)

 

メジャー・デビューの経緯

──DE DE MOUSEさんはエイベックスを経て現在は自身のレーベルで、tofubeatsさんはワーナーで作品をリリースしています。まずは2人がどのようにメジャー・デビューを果たしたのかを教えてもらえますか?

DE DE MOUSE 僕はインディーで1stアルバムを出した後も1年間くらいは仕事していましたね。その作品がそこそこ注目されたので、メジャーからいろいろ話がきて、その中でも当時のエイベックスはハードコア・バンドのSTRUGGLE FOR PRIDEなどもリリースしていて、面白そうだからエイベックスと契約しようと。契約金を分割払いで月収方式でくれるっていうことだったので、そこも大きかったですね。やっぱり安定して収入があるのは安心できた(笑)。

tofubeats 僕がメジャー・デビューしたのは2013年のEP『Don’t Stop The Music』だったんですが、それまで5年間は某社の育成部門にいて、毎年メジャー・デビューのプレゼンをしては落ちるということを繰り返していたんです。で、“音楽はあきらめて普通に就職しよう!”と決意して内定まで頂いたんですが、そこでちょっと病気をしてしまって。その間に作った作品を“思い出”としてCDリリースしたいと思って流通をやってくれそうなところをいろいろ探していたときに、ワーナーさんが手を挙げてくれて。だから、僕としては見つけてもらってデビューしたっていう感じじゃなくて、お伺いを立ててデビューさせてもらったという(笑)。宅録歴で言うともう10年以上はやっていますけど、いまだに下っ端扱いされて悲しい気持ちになることも多々ありますね(笑)。

──お二人とも下積みをしっかりしてきたせいか、苦労人という印象も受けます。インタビューでもしっかりとした発言をしますよね。

DE DE MOUSE 基本的に一人で活動しているから、自分でコミュニケーションが取れないと仕事が来ないんですよ(笑)。だから、ライブとかの後もスタッフの方に“どうもありがとうございました!”ってちゃんと挨拶して帰る……それが次の仕事につながるんです(笑)。

tofubeats ミュージシャンの前に、1人の社会人ですからね。ミュージシャンはどこまで行っても不安な仕事なんです。調子がいいからと高飛車になっても、数年後にすってんてんになるかもしれなくて怖い。だから同年代のミュージシャンで集まると、いつも“来年、俺たちどうなってるんだろう”っていう話になりますね(笑)

DE DE MOUSE 若いのに(笑)。

tofubeats 若いからこそだと思いますね。10年くらい活動できたら自信が付かもしれないんですが、僕らの世代はたかだか2年くらいしかやれていないので。もう日々、不安が一番の敵です。車とか家とか簡単に買える感じだったらいいんでしょうけど、そんなのまだ無理(笑)。

DE DE MOUSE 僕ら30オーバー世代の方が高飛車なミュージシャンはいるかもしれない。でも経験上、トラック・メイカーは気さくな人が多いかな。

tofubeats そういうイメージありますよね。結局、トラックを作る人はいつも家で作業しているから、外では社交的な人が多いですよね。僕は完全にその気がある。

DE DE MOUSE 誰かに会ったらしゃべり倒すみたいなね(笑)。

IMG_6254

 

曲作りのモチベーション

──“良い曲を作る”というのは常にクリエイターの目標であり、それだけに簡単にできるものでもないと思います。2人はいつもどうやって曲を作っているのですか?

DE DE MOUSE とにかく気合いですね。30代半ばになってくるとエンジンがかかってくるまで時間がかかる……まずはMIDIキーボードを出してくることから始めます。

tofubeats マジすか(笑)? 普段はしまってるんですか?

DE DE MOUSE そう(笑)。で、弾いているうちに取っ掛かりができたら曲になりやすいんだけど、そこに行き着くまでが結構つらいです。でも、とにかく朝起きたら“仕事しなきゃ”って思う。僕、毎日決められた生活をしないとダメなタイプなんですよ。ルーティンがあって、それができないとちょっと気持ちが悪い。まあそういう感じで、毎日曲を作らなきゃっていう強迫観念というか、作りたいっていう気持ちは当然あるんだけど、これが自分の仕事だっていう思いも強くて……音楽を作っていないと自分はただのニートになってしまうんじゃないかと(笑)

──一方、tofuさんはリリース・ペースも早いですし、割と曲作りはスムーズなのでは?

tofubeats いえいえ、僕もDE DEさんと同じで、締め切りに向けて作っているという感じです。僕、いつも寝る前に、明日やらなきゃいけないことをメモに書き出しようにしているんですよ。で、次の日にその目標が達成できなかったら、寝る前に同じことをまた書かなきゃいけない。だから、作業が進まないと毎日同じことを永遠とメモに書かなきゃいけないわけで、つらいですよね。あと、DE DEさんと全く一緒で、音楽をやらなかったら、ただの木偶の坊だっていう負い目がどこかにあるんです(笑)。

IMG_5956

ほんのちょっとでしたが、上記の対談はまだまだ序盤。来年の音楽トレンドは一体どうなるのか? これからクリエイターが生き残るにはどうすればいいのか?……ますますヒート・アップしていく2人の会話は、サンレコiOS版の“Free Sample Issue 2015”でチェックしてみてください。その名の通りフリーでダウンロード可能な特別号となっています!

スクリーンショット 2015-10-27 19.06.19

サンレコiOS版「Free Sample Issue 2015」(2015.11/1〜配信)
●特別対談/tofubeats×DE DE MOUSE
●インタビュー/SEKAI NO OWARI、コーネリアス、FKAツイッグス、スクエアプッシャー、チャーチズ、梶浦由記、他
●特集①/iPad音楽アプリでここまで作れる!〜今年こそ使いたいキラー・アプリ6選
●特集②/コンプは“動作タイプ”で使い分ける!
●特集③/TeddyLoidが指南! トラック展開のテクニック20
●製品レビュー/AVID S3、RME Babyface Pro、STEINBERG UR242、CYCLING ’74 Max 7、PIONEER RM-07、KORG Electribe、TASCAM DR-44WL、RCF Evox 5、他
※サンレコiOS版の入手方法はこちらから

TUNECORE JAPAN