プロを魅了する UNIVERSAL AUDIO Apolloシリーズのクオリティ〜その① シリーズ製品の概要

新生Apolloシリーズ by サウンド&レコーディング・マガジン編集部/撮影:川村容一 2015年9月3日

UADMAIN

UNIVERSAL AUDIOのオーディオI/O、ApolloシリーズにMac専用Thunderbolt 2接続の3機種=Apollo 8/Apollo 8P/Apollo 16が加わった。同シリーズにはこれまで、Mac/Windows対応のFireWire接続機Apollo/旧Apollo 16および、Mac専用のThunderbolt接続モデルApollo Twinがラインナップされてきたが、今回の3機種ではAD/DAセクションやプリアンプ・エミュレーションのための“Unison”テクノロジーなどをブラッシュ・アップ。入出力のバリエーションも豊富で、よりプロ・ユースな仕様となっている。本企画ではこれら“新生Apolloシリーズ”の魅力を、UNIVERSAL AUDIOセールス・マネージャーへのインタビューやアーティスト/エンジニアによるインプレッションを通して紹介したい。それでは本題へ入る前に、まずはシリーズ製品の概要を整理しておくとしよう。

シリーズに共通の概要

1UサイズのMac専用Thunderbolt 2オーディオI/O。最高24ビット/192kHzに対応する。UNIVERSAL AUDIOならではのアナログ回路や新設計のAD/DA部によるオーディオ・クオリティの高さが特徴で、内部にはUAD-2プラグインをリアルタイムにプロセッシングするためのDSPを搭載。付属のプラグインとしてRealtime Analog Classics Plusがバンドルされており、その中のUA 610-B Tube Preamp & EQとRaw Distortionはマイクプリ内蔵モデルのApollo 8/Apollo 8Pと併用する際、“Unison”テクノロジーによる実機プリアンプのエミュレーション・モードでも扱える。ミキサー・ソフトのConsole 2.0では、最大4台のユニットをThunderboltでデイジー・チェインした際にそれらの一元管理が可能だ。

UA610
▲Realtime Analog Classics Plusに含まれるUA 610-B Tube Preamp & EQ(Unison対応プリアンプ/EQ)。このほかFairchild 670や1176SE/LN Classic Limiting Amplifiers(以上、コンプ)、Pultec Pro Equalizers(EQ)など全10種類をバンドル

Console
▲UADソフトウェアの中に含まれるConsole 2.0。Unison対応プラグインの専用スロットを備えており、APIのチャンネル・ストリップやNEVE 1073、AMS NEVE 88RS、UNIVERSAL AUDIO 610-A、610-Bなどをエミュレートしたプラグインをロードできる

Apollo 8(Duo:245,000円/Quad:310,000円)

Apollo_8_Front_A2

Apollo_8_Back_A2

アナログ+デジタルの最大入出力数18イン/24アウトのモデル。Unison対応のマイクプリを4基備え、フロント・パネル左のノブでゲインを調整することができる。DSPを2基搭載する“Duo”と4基の“Quad”の2つのバリエーションをラインナップ。フロント・パネルにはHi-Zイン×2やプリアンプ・ゲイン/チャンネル・セレクト・ノブ、ファンタム電源などのスイッチ、チャンネル・レベル・メーター、モニター・アウト・レベル・メーター、モニター・レベル/ミュート・ノブ、ヘッドフォン端子×2などを配置。リアにはADATイン/アウト×2系統やThunderbolt端子×2、S/P DIFイン/アウト、ライン・アウト×8、モニター・アウトL/R、ライン・イン×4、マイク/ライン・イン×4などが並ぶ。

Apollo 8P(370,000円)

Apollo_8P_Front_A2

Apollo_8P_Back_A2

アナログ+デジタルの最大入出力数16イン/20アウトのモデル。Unison対応のマイクプリを8基備え、Apollo 8と同じくフロントのノブでゲイン調整が行える。DSP搭載数は4基。フロントはApollo 8と同じ仕様で、リアにはADATイン/アウト×2系統やThunderbolt端子×2、ライン・アウト×6、モニター・アウトL/R、マイク/ライン・イン×8をレイアウト。

Apollo 16(370,000円)

Apollo_16_Front_B2

Apollo_16_Back_C2

アナログ+デジタルの最大入出力数18イン/20アウトのモデル。マイクプリは非搭載だがD-Sub 25ピンの入出力を備え、Apollo 8/Apollo 8Pの2倍のアナログ接続数に対応する。DSPの搭載数は4基。フロントにはインプット/アウトプット・レベル・メーターやモニター・アウト・レベル・メーター、モニター・レベル/ミュート・ノブなどを装備。リアにはThunderbolt端子×2やMADIイン/アウト、AES/EBUイン/アウト、モニター・アウトL/R、ライン・アウト1~8と9~16、ライン・イン1~8と9~16などが用意されている

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