話題のニューDAW「PRESONUS Studio One」の実力を徹底検証!

特集 by 編集部 2012年4月27日

ここでは本誌特集「Studio One体験ツアー」の一部を抜粋し、Studio Oneの魅力を実際のサウンドとともに体感してもらおう。トラック制作〜ミックス〜マスタリングに至る一連の作業を本澤尚之氏のナビゲートでお送りする。

サウンド&レコーディング・マガジン2012年4月号 連動

ここでは本誌特集「Studio One体験ツアー」の一部を抜粋し、Studio Oneの魅力を実際のサウンドとともに体感してもらおう。トラック制作〜ミックス〜マスタリングに至る一連の作業を本澤尚之氏のナビゲートでお送りする。

Introcution:Studio Oneとは?

Studio Oneの生みの親は、ドイツの名匠ヴォルフガング・クンドゥルス氏(右の写真)だ。クンドゥルス氏はSTEINBERG CubaseをATARI用の初期バージョンのころから手掛けたソフト開発者。Studio Oneの開発はこのクンドゥルス氏および、フリーウェアのシーケンサーKRISTAL AUDIO ENGINEやSTEINBERG Cubase/Halion/Plex/VSTテクノロジーを手掛けたマティアス・ユーヴァン氏を中心に行われた。

Studio Oneは64ビットOSに対応し、32ビットOSの限界であった4GB以上のRAMを利用することが可能(32ビットOS版も用意されている)。さらに混同しがちなのだが、64ビットOS対応とは別に、Studio Oneの最大の特長として”64ビット・オーディオ・エンジン”の搭載が挙げられる。プロセッシング/ミックス/バス/エフェクト/インストゥルメントまですべて64ビット浮動小数点(32ビット浮動小数点にも切り替え可)処理だ。多くのDAWが32ビット浮動小数点を採用していることからも、Studio Oneがいかに高品位なサウンドを志向しているかが分かるだろう。

その64ビット・オーディオ・エンジンによる高音質設計だけでなく、シングル・ウィンドウの採用、複雑なメニュー・リストに頼らないドラッグ&ドロップ方式、さらにマスタリングに対応する”プロジェクト画面”も別途用意されるなど、ユーザー目線に立った使いやすさを徹底的に追求。さらに注目すべきは、オーディオ編集機能にCELEMONY Melodyne Essentialを組み込み、DNAテクノロジーによるピッチ解析/編集が可能となっている点。さらに録音テイクのつなぎ=マルチトラック・コンピングや、マスタリング時のDDPの書き出し、VST3プラグインへの対応など、充実した機能を誇っている。

今回は、作曲家/エンジニアの本澤尚之氏に自身が所属するユニット=Languageの新曲をこのStudio Oneで作ってもらった。実際の試聴サウンドも用意しているので、ぜひStudio Oneの世界を体験してほしい。なお、ここでは最上位モデルの「Studio One Professional」を「Studio One」と省略してお伝えするが、先ごろ何とフリーで入手できる「Studio One Free」のダウンロードも開始になった。いわばStudio Oneの入門版なので、本編で紹介している機能に対応していない部分もあるが、このStudio One Freeをいじりながら読み進めてもらえると、より一層このソフトの魅力が堪能できるはずだ。

インストラクター:本澤尚之

本ツアーのインストラクターとして登場してくれるのは本澤尚之氏。掛川陽介とのユニットTOMISIRO、そしてボーカリストKaoriを加えたLanguageとして活動する作曲家/エンジニアだ。今回はLanguageの新曲「untitled」として、トラックをイチから作りながらStudio Oneを解説してもらう。これまでAPPLE LogicやSTEINBERG NuendoなどのDAWを使ってきた本澤氏ならではの目線で、Studio Oneの優れた機能をピックアップする。

http://www.tomisiro.com

今回の楽曲制作:Language

掛川陽介、本澤尚之、Kaoriによって結成。これまで2枚のアルバムをリリースし、”WIRE”"音霊”"DOMMUNE”をはじめ多様なクラブ/音楽イベントでライブ活動を展開中

http://www.language.ne.jp

Step1:レコーディング&MIDI打ち込み

ソングを作成してメイン画面をチェック!

早速Studio Oneを使っていきましょう! まずスタート画面で”新規ソングを作成”を選択。後述しますが、Studio Oneでは曲作り~ミックスを行う画面を”ソング”、マスタリング用の画面を”プロジェクト”と呼びます。

ソングを立ち上げると、縦にトラック、横に時間軸というDAWでおなじみの画面が現れます。Studio Oneはシングル・ウィンドウ方式を採用しているので、基本作業はこの画面だけ。細かなオーディオ/MIDI編集をしたいときは右下の”編集”ボタンを押せば、下部に選択イベント(他のDAWで言うところのリージョン)の拡大表示が現れますし、”ミキサー”ボタンでフェーダーを呼び出したり、”ブラウズ”ボタンでパソコン内のオーディオ・ファイル/VST/Audio Unitsプラグイン/プラグイン・プリセットなどの一覧表示も可能。そのブラウズから使いたいオーディオやバーチャル・インストゥルメントを中央画面にドロップしていけば、それに対応したトラックを自動的に作ってくれます。非常に優れた操作感で、ユーザーのニーズがよく分かっていますね。

▲ソング画面。基本はシングル・ウィンドウ方式で、右下のボタンで編集/ミックス/ブラウズ・ウィンドウを呼び出す

ハイエンド・オーディオのような録り音!

では録音してみましょう。試しにライン・ギターを録ってみます。録音は非常に簡単。各オーディオ・トラックの”オーディオI/O設定”をクリックすると入力ポートの設定画面が現れるので、オーディオI/Oのどの入力をアサインするかが選択できます。とにかく細かいことを気にせずに録音に集中できます。

肝心の録り音ですが、お世辞抜きで最高に良いです! いつもと同じマイクプリ&オーディオI/Oで録音したのに、こんなに音が違うとは……ハイエンド・オーディオを聴いているときの立体感というか、みずみずしさというか、”本物の音”が流れてくる感じがします。



01Studio One GuitarRec by Sound & Recording Mag.

▲Studio Oneで録音したギター。録音はもちろん64ビット・オーディオ・エンジン。ストリーミングなので分かりにくいかもしれないが、その良さの片鱗はお分かりいただけるだろう(元のファイルは24ビット/48kHz WAV)

自由に打ち込めるMIDI機能

続いてMIDI打ち込みをチェック。Studio Oneに付属するバーチャル・インストゥルメント、Mojitoのフレーズを打ち込んでみましょう。バーチャル・インストゥルメントの立ち上げも非常に簡単で、ブラウズの”インストゥルメント”タブからMojitoの項目を見るといろんな名前のプリセットが並んでいるので、気になったものをソング画面へドロップすればOK。です。Mojitoはアナログ・シンセを模したシンプルな作りで、イマドキなサウンドという印象。エレクトロニカなどで重宝しそうなソリッドな音にドイツらしさを感じます。

MIDI打ち込みは外部MIDIキーボードのほか、”編集”ボタンで現れるピアノロールから行えます。手弾きで”ズレたな”と思ったら”Q”キーを押せば設定した値へ瞬時にクオンタイズしてくれますし、逆に人間的なヨレを作り出すヒューマナイズという機能も、エレピの打ち込みなどで便利に使えると思います。さすがCubase/Nuendoの開発者が作っただけに、MIDI関連の自由度は非常に高いですね。

▲MIDIピアノロール画面。クオンタイズやスケールを指定しての移調などMIDIエディットの幅は広い

▲付属バーチャル・インストゥルメントのMojito。減算合成方式のシンプルなシンセながら、ソリッドな出音がドイツらしさを感じさせる



02Studio One Mojito by Sound & Recording Mag.

▲Mojitoで打ち込んだ抽象的なフレーズ。中には極端なプリセット音色もあり、ドイツ人の遊び心を感じさせる(元のファイルは24ビット/48kHz WAV)

▲Studio OneにはMojito以外にも3つのバーチャル・インストゥルメントが付属。いずれもサンプル・プレイバック・タイプで、まずPresenceはピアノ/ストリングス/パーカッションまで充実の音色を誇るマルチ音源。Impactはパッド・タイプのリズム・マシンで、ビート・メイクに重宝するだろう。SampleOneはシンプルなサンプル・プレーヤーで、ソング内のイベントをドロップして使うことも可能だ。

Step2:オーディオ編集&Melodyne機能

オーディオのグルーブ変更も可能

Studio Oneのオーディオ編集機能も目を見張るものがあります。ノーマライズ、反転、ストリップ・サイレンス(無音部分を非イベント化)など一般的なファンクションももちろん用意されていますし、個人的にはイベント単位でボリューム・エンベロープが設定できるのが好印象。

トランジェントの自動検出機能も付いています。オーディオのアタック部分に自動でベンド・マーカーを打ってくれて、それを基準にオーディオのクオンタイズを可能にしてくれる機能です。一定のリズムを刻むパートのタイミング合わせなどに最適でしょう。それからオーディオ自体のグルーブを抽出して、ほかのオーディオのタイミングをそれに合わせるなんてことも可能です。

◀オーディオのテンポ変更やクオンタイズを可能にするトランジェント機能も強力。まずはプルダウンから”トランジェントを検出”を選ぶと……

◀波形のアタック部分で自動的にベンド・マーカーが打たれ、テンポ情報などが検出される

◀試しにシャッフル効果を加える”スウィング”を適応。赤い波形がタイミング変更された部分で、微妙なハネ具合を簡単に加えることができた

歌録りで便利なマルチトラック・コンピング!

ボーカルなど、複数テイクから良い部分だけピックアップして1つのトラックにまとめる”コンピング”機能も装備しています。L/Rルーラーで指定した範囲をループ・レコーディングすると、自動的にトラックの下に”テイク”が増えていきます。それらを聴き比べながら、”部分的にこのテイクが良い”と思ったら範囲指定をしてダブル・クリックするだけで本チャン・トラックにその部分が反映。しかもテイクの切れ目に自動的にクロスフェードをかけてくれるので、プチ・ノイズが起こることもありません。ボーカル録りはもちろん、ギターのつなぎでもこの機能はかなり役立つはずです。

▲ループ・レコーディングで複数のボーカル・テイクを録り、それらのテイクから良い部分だけをつなぎ合わせるコンピング機能を標準搭載。一番上のトラックが、下の複数テイクからいいトコ取りをしたものだ。つないだオーディオ間のクロスフェードも自動的に行ってくれる



03Studio One Comping by Sound & Recording Mag.

▲テイクのつなぎで作ったボーカルの一部。つないだテイク間にクロスフェードが入るので、お聞きの通り、編集の後が目立たない自然な状態になっている(元のファイルは24ビット/48kHz WAV)

Melodyneのピッチ補正機能を標準装備!

Studio Oneの最大トピックの1つとして、何とピッチ補正ソフトのMelodyne Ess entialを内包していることが挙げられます。ここでは既存のボーカル・テイクの音程を人工的にいじって「ハモ」を作ってみることにしましょう。手順は、編集したいオーディオ・イベントを選んでctrl+M(Macの場合はcommand+M)を押すと、MelodyneがON状態になってピッチの自動分析が始まります。ピアノロールに分析されたノートが並んだら、後はそのノートを好きに移動させていけばいいだけ。上下の音程だけでなく、左右に動かせばタイミングもコントロールできちゃいます。DNA(Direct N ote Access)技術が用いられているので、何と1つのオーディオ・イベントから和音の分析&編集も可能! サウンドも他のソフトに比べて自然です。例えばノートを5度動かすと”キーン”という機械音が出てしまうソフトもあるのですが、Melodyneに関してはリアルに音程が変化してくれます。

普段からピッチ補正は絶対に行う作業だけに、Melodyneが機能の一部になっているのはうれしい限り。音程のちょっとした補正から、新たにハモ・パートを作るというクリエイティブな用途まで、幅広く使えるでしょう。

▲Studio Oneはオーディオ編集機能としてMelodyne Essentialを組み込んでおり、ソング下部におなじみの画面が現れる

▲Melodyneはポリフォニックの音程検出にも対応。和音構成の1音だけいじるという補正もできる



04Studio One Melodyne by Sound & Recording Mag.

▲ボーカル・パートをMelodyne機能でピッチ変更してハーモニーを作ってみたところ。かなり音程をいじっても本澤氏いわく「音質の変化も他のソフトに比べると自然」だ(元のファイルは24ビット/48kHz WAV)

Step3:ミックス・ダウン&マスタリング作業

余裕があって”音がくっつく”ミックス・サウンド!

曲ができたらいよいよミックスです。”ミックス”ボタンを押せば、下部に各トラックのフェーダーが出現。フェーダー幅を狭めたり、インサート/センド・スロットの表示/非表示も選べます。スロットに挿したプラグインはドラッグによる順番入れ替えや他トラックへのコピーも簡単。この辺で迷うことはまず無いでしょう。

内蔵プラグイン・エフェクトも一通りチェックしてみてください。例えばPro EQは5バンドのEQで、カーブの背景にリアルタイムにスペクトラム・メーターが現れて非常に分かりやすい作り。コンプのCompressorもしっかりと音が前に出てきてレベルが稼ぎやすく好印象です。さらに一番良かったのがAnalog Delayで、フィードバック音がにじんでいく感じが”あ~、分かっているな”という感想。この辺のEQ/コンプ/ディレイという基本プラグインが本当によくできていて感激です。

ミックスをしていて思ったのが、出音に余裕があるということ。一般のDAWでは分離が良くても音をくっつけるのに苦労することがあるのですが、Studio Oneは音がちゃんとくっつきますし、だからと言って飽和もしないので、音数が多くても奇麗にサウンドの世界が見えるのです。

▲ソング画面の下部に現れたミックス・ウィンドウ。プラグイン・スロットを非表示にしたりフェーダー幅の縮小も可能

▲Studio One付属のプラグイン・エフェクトは31種類。画面はCompressorで、しっかりと音が前に出てきてくれて好印象

 

▲Studio One付属のPro EQ。5バンドEQでミックスでちゃんと使えるクオリティに仕上げられている

▲Studio One付属のAnalog Delay。その名の通りアナログライクな音のにじみ方が独特でナチュラルに使える



05Studio One MixDown32bit by Sound & Recording Mag.

▲Studio Oneのミックス・サウンドを聴き比べてみてほしい。これは、Studio Oneの32ビット・オーディオ・エンジン・モードでミックスしたファイル(元のファイルは24ビット/48kHz WAV)



06Studio One MixDown64bit by Sound & Recording Mag.

▲こちらはStudio Oneの64ビット・オーディオ・エンジン・モードでミックスしたファイル。微妙な差異ではあるが、高域の伸びが少し加わっているのがお分かりいただけるだろうか? なお、試しに32ビットの波形を位相反転させて重ねてみたところ大部分で音が消えたが、要所要所で64ビットの高域部分だけが残っていた(こちらも24ビット/48kHz WAV)

外部エフェクトをインサートできるPipeline!

ミックス時にプラグインだけでなく、手持ちのアウトボードをインサートしたいという人も多いと思います。そんなときに便利なのがPipelineというプラグイン。これを任意のトラックにインサートして、センドとリターンのI/Oポートを選んで再生してみましょう。これだけで、自動的にPipelineがStudio Oneとアウトボード間のレイテンシーを算出&補正して、ハードウェアのインサートを可能にしくれます。ほかのDAWで同じことをやろうとすると、自分でレイテンシーを計って波形を前にズラすなどの面倒な設定が必要だったりするので、Pipelineは非常にインテリジェントな作りです。

▲Pipelineを使えば、Studio Oneのトラックにアウトボードをかける設定がいとも簡単。オーディオI/Oのイン&アウトで起こるレイテンシーを自動計算してくれるので、ユーザーは何も気にすることなくプラグインとアウトボードを同様に扱える

DDPにも対応の本格マスタリング機能!

ミックスが終わったらマスタリングに移りましょう。ここまではソング画面で作業してきましたが、今度はマスタリング用の新規プロジェクト・ファイルを立ち上げます。そこへ2ミックスのオーディオ・ファイルを並べていきましょう。ブラウズ・リストからオーディオ・ファイルを選んでドロップしてもいいですし、さらにはブラウズ・リストに並ぶStudio Oneソング・ファイルをドロップすると、リアルタイムにそのソングが2ミックスとして自動的に書き出されます! これはユニークですね。

プロジェクトに並べた2ミックスに対し、”プロジェクト”>”音の大きさを検出”を実行すると、その2ミックスのL/Rチャンネルのピーク・レベルや平均レベルが数値で確認できます。書き忘れましたが、ソング画面でミックスを書き出す際に、0dBを超えて赤が付いたりするとアラートが出て、さらにその回数まで教えてくれるようになっています。ソフト全体でレベル・キープに対する万全の対策が取られているわけです。

プロジェクトで2ミックスを再生すると、その状態がスペクトラム/レベル/位相メーターに映し出されます。2ミックスはボリュームやフェード編集のほか、インサート・エフェクトで音質を整えることが可能。こうして2ミックスを並べていけばアルバム1枚分のマスタリングができます(もちろん1曲だけのマスタリングでもOK)。曲間の指定やトラック・マーカーの挿入も直感的に可能です。書き出しもオーディオCDのほか、CDプレス工場に納品するためのDDP/ディスク・イメージ、さらにインターネット公開用にメタ・データが埋め込まれたデジタル・リリース形態も選べ、SoundCloudへのアップロードにも公式対応しています。もちろん64ビット・オーディオ・エンジンによる高品位サウンドはマスタリングでもしっかり堪能できます。

▲マスタリング用のプロジェクト画面。下に2ミックスを配置し、大型スペクトラム・メーターによって状態がチェックできる



07Mastering1 by Sound & Recording Mag.

▲ここではマスタリングで3種類のバージョンを作ってみた。こちらはEQとコンプでオーソドックスに微調整したもの(元のファイルは16ビット/44.1kHz WAV)

▲使用したPro EQ(上)およびLimiter(下)の設定画面。Pro EQで5kHz近辺を少しブーストし、Limiterでレベル・オーバーしないように設定している



08Mastering2 multiband by Sound & Recording Mag.

▲こちらは付属プラグインのMulitiband Dynamicsで音圧を稼いだもの。途中でフェードアウトさせている(16ビット/44.1kHz WAV)

▲使用したMultiband Dynamicsの設定画面。80Hz以下と5.19kHz以上をややスレッショルド深めにコンプレッションし、全体の音圧を稼いでみた



09Mastering3 tricomp by Sound & Recording Mag.

▲さらにこちらは付属プラグインのTriCompで音圧を稼いだもの。途中でフェードアウトさせている(16ビット/44.1kHz WAV)

▲使用したTriCompの設定画面。通常のコンプレッサーよりもパラメーターは少ないが、逆に少ない操作で簡単に音圧が稼げる。音を聴いてもらえればその効果がすぐに分かるだろう

Studio Oneチェック総評

クリエイティブ・ツールとして手元に置いておきたい

駆け足でStudio Oneを紹介しましたが、いかがでしたか? これ1本でハイファイなポップスからクラブ・ミュージックまで全ジャンルに対応し、トラック制作からCDを焼く作業まで全部できてしまいます。さらに付属プラグインもクオリティが高いので、それだけでもStudio Oneを導入する意義はあると感じました。乗り換え用途でなくても、新しいクリエイティブ・ツールとして手元に置いておくには価格的にも最適でしょう。そして、何より音が良い。セールス・トークではなく本当に良いのです。最新のパソコン用にデザインされているので、ぜひハイパワーなマシンで使ってほしいですね。Languageの次のアルバムも、何曲かはStudio Oneで作りたいと思います。

※Studio One Professionalは、Cubase、Logic、Protoolsのショートカットがそのまま使え、約25%オフで手にすることが可能なStudio One Professionalクロスグレード版も用意されている。

※なお、サウンド&レコーディング・マガジン2012年4月号では、本レポートの詳細な記事と、Studio Oneのデモ版および今回の曲のマルチトラック・データも収録。ぜひそちらもチェックを!

Studio One特設サイト

www.mi7.co.jp/studioone2

製品情報に加え、日本語マニュアル、日本語字幕付きビデオ、アーティスト・インタビューなど満載



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