「SPITFIRE AUDIO 10th Anniversary」イベント・レポート

レポート by 中川謹(サウンド&レコーディング・マガジン編集部) 2017年6月19日

IMG_1916(トリミング)

6月10日(土)東京都渋谷区にあるRed Bull Studios Tokyo Hallにて、SPITFIRE AUDIO 10th Anniversaryが開催された。2007年に設立され10周年を迎えた今年、その共同創設者であるクリスチャン・ヘンソン氏が初来日。前半はヘンソン氏による設立の話から、新製品BT PhobosをはじめとするSPITFIRE AUDIOのラインナップの紹介、そして自身の作曲した楽曲についての解説まで、盛りだくさんの内容で、後半は会場にて参加者が交流できるアフターパーティーが行われた。

 

クリスチャン・ヘンソンが語る
SPITFIRE AUDIOの歴史と魅力

前半の司会/進行役はサウンド&レコーディング・マガジン編集長の篠崎賢太郎が務め、SPITFIRE AUDIO設立の経緯やハンス・ジマー氏とのエピソード、ライブラリーがどのような環境で録音されているかなど、同社のこだわりとその品質の高さを裏付ける内容で進んでいった。また現在の主力のラインナップについて、SONICWIREの江川氏から紹介された。

IMG_1820(トリミング)

▲SPITFIRE AUDIOの創設に至るまでや、その歴史を語るクリスチャン・ヘンソン氏(右から2人目)とSONICWIREの江川氏(左から2人目)

その後、コンポーザーでもあるヘンソン氏自らが作曲をしたというドラマの楽曲について、SPITFIRE AUDIOのライブラリーをどのように活用したのか、映像とともに音を聴きながら、それぞれの楽器について具体的なワークショップが行われた。

IMG_1876(トリミング)

▲ヘンソン氏がSPITFIRE AUDIOの製品を使って制作した楽曲を解説。音楽制作のテクニックなどについても語ってくれた

 

IMG_1912カラー補正

▲ヘンソン氏が解説している新製品のBT Phobosは、4つのサウンド・ソースと、3つのコンボルバーから成るシンセサイザー音源

前半の最後に質疑応答コーナーが設けられ、次なる製品の期待や現状の要望など、参加者の熱心な意見にヘンソン氏が一つ一つ解答。時間いっぱいになるまで答弁が続いた。

SPITFIRE AUDIO製品に対する参加者の高い関心が見受けられ、双方にとって有意義な時間となったことは間違いないであろう。

 

参加者同士の交流などで賑わった
アフターパーティー

ワークショップ後には、同フロアのスペースでアフターパーティーが行われた。音楽家として活躍する現役のプロをはじめとするSPITFIRE AUDIOユーザー同士が意見交換をしたり、ソフトを試奏したり、さまざまな交流が生まれ、会場内は大いに賑わっていた。また、ヘンソン氏とも直接歓談でき、その列は最後まで途切れることはなかった。

 

IMG_1972(トリミング2)

▲アフターパーティーの様子。多くの参加者がSPITFIRE AUDIOについて意見交換をしていた

 

IMG_1974(トリミング)

▲会場内に設置されたSPITFIRE AUDIOのライブラリーを試奏できるブース。ほとんどのラインナップを試奏できるということもあり、イベント終了時間までチェックする参加者が見受けられた

 

2007年の創設から10周年を迎えるSPITFIRE AUDIO。劇伴音楽などを中心に世界中で人気を集める同社の記念イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。これからもたくさんの製品を通して音楽制作者たちにインスピレーションを与え、音楽の可能性を広げていってくれることだろう。

 

SPITFIRE AUDIO Webサイト→http://sonicwire.com/product/spitfire/special

 

TUNECORE JAPAN