サックス・マガジン 歌モノ・サックス・コンテスト2015/アルト編 審査結果発表!

マガジン連動 by 湯川 雅宗 2015年6月10日

サックス・マガジンVol.2掲載の誌上コンテスト「歌モノ・サックス・コンテスト2015/アルト編」の審査結果を発表!

サックス・マガジンVol.2掲載の誌上コンテスト「歌モノ・サックス・コンテスト2015/アルト編」の審査結果を発表!

サックス・マガジンVol.2にて開催しました誌上コンテスト「歌モノ・サックス・コンテスト2015/アルト編」の審査結果を発表!

 

サックス・マガジンVol.2特集「歌モノ・サックスの流儀/アルト編」連動企画「歌モノ・サックス・コンテスト2015アルト編」の審査結果を発表!

サックス・マガジンVol.2(2014年12月10日発売号)にて開催いたしました「歌モノ・サックス・コンテスト2015/アルト編」にたくさんのご応募を頂きましてありがとうございました。入賞者4名の応募作品と、審査員のコメントをここで紹介させていただきます。

同号掲載の、本コンテスト連動の特集企画「歌モノ・サックスの流儀」で演奏を聴かせてくれた伊勢賢治、本間将人、JUNY-A の3人に応募作品を審査していただきました。審査はフレーズ/ 演奏力(ピッチ/リズムなど)/ 音色/ 個性の4項目を各5点満点で評価いただき(合計20点満点)、審査員3人の合計得点(合計60点満点)の高いものから順にグランプリ、準グランプリを選出しました。

なお、今回は合計得点の1位と2位に同点の方がいらしゃいましたので、グランプリ、準グランプリともに2名づつを同点入賞とし、合計4名を入賞とさせていただきました。

※コンテスト応募概要ではサックス・マガジン本誌とサックス&ブラスWebでの審査結果発表と告知しておりましたが、サックス・マガジン休刊に伴いサックス&ブラスWebのみでの結果発表になりましたことをお詫びさせていただきます。

※今回のコンテストにご応募いただきました全員の方に、審査員3人の応募作品に対するコメントを後日郵送させていただきます。

「歌モノ・サックス・コンテスト2015アルト編」の入賞作品と審査員のコメントを紹介

グランプリ① 真野崚磨(21)  神奈川県 合計得点55点

■ 審査員のコメント

 ・JUNY-A:素晴らしいの一言です。リズムもピッチも音色も、クオリティがとても高いです。フレーズもテクニカルなところと、歌い上げるところのバランスもよいです。マイクにのせる音色も太くてよいですね。他の演奏も聞いてみたいくらいの演奏でした。

・伊勢賢治:上手い!音も最高です。問題点は一切ないのですが、もしよりよくするアドバイスが出来るとしたら、本当にちょっとしたところですが、最後のVocalのフェイクにかかってしまっているところが惜しい!それくらいでしょうか。でもそれも好みだと思います。本当に格好良かったです!

・本間将人:リズムが全体に落ち着いているので安心して聞いていられます!タンギングも良いですね!

 

 

グランプリ② 高橋弥歩(28) 東京都 合計得点55点

■ 審査員のコメント

 ・JUNY-A:素晴らしいです。テクニックもフレージングのセンスも華やかで、とてもよいと思います。サックスでビートをだす、グルーヴを生み出す。という点をさらに強化するとよいと思います。音の長さが全体的に短めなのと、八分音符のグルーヴが少しだけ前のめりな印象です。フレーズ中でのアクセントのついた音が大きくて、そうでない音が小さすぎて聞こえづらいのも、グルーヴを妨げる原因かもしれません。

・伊勢賢治:最高のプレイだと思います!ピッチもリズムも鋭く素晴らしい!フレーズにもニュアンスにも個性があり、音色も良い!ここからの伸びしろは楽曲に対するプレイの選択肢。時には鋭すぎる事もあると思うので柔らかいニュアンスもちりばめて緩急をつけられたら最強だと思います。

・本間将人:ラインは全体的にいいですね!grooveについてリスナーが感じられる演奏ができると今よりもっともっと先に行けると思います。

 

 

準グランプリ① 山﨑友里江(26) 東京都 合計得点52点

■ 審査員のコメント

・JUNY-A:サックスの音色が豊かでとても良いです。フレーズの一つ一つもルーツが感じられてとても良い演奏でした。演奏は全体的にまとまっているのですが、フレーズのはしばしに、このフレーズでいいのかな?というような、迷いが感じられます。サックスを入れることによって、楽曲に彩りを添えたり、楽曲のもつ魅力を増すことを念頭にフレーズを考えたり、いろんな演奏を聞いたりして、堂々と演奏してあげてください。

・伊勢賢治:とても繊細なフレージングで楽曲や歌の世界感に寄り添ったプレイが素晴らしいと思いました。その中で音に勢いもあり、ニュアンスがあるので好印象です!とてもバランスが良いのでこのまま技術、センス共に磨いていけば最高のプレイヤーになると思います。頑張って下さい!

・本間将人:INTのラインはとても流れるようでいいですね。Bメロに入ってくる所のアプローチもいいですね。ピッチ、特に発音の後下がるのが気になりますね。そこをなおすともっと良くなると思います。

 

 

準グランプリ② 林洋輔(27) 神奈川県 合計得点52点

 ■ 審査員のコメント

・JUNY-A:フレーズ、ピッチ、リズム、音色どれをとっても、こだわりを感じるクオリティの高い演奏でした。技術も高いし素晴らしいです。曲に対するアプローチが、曲のどの部分を切りとってもだいたい同じになってしまっているのが少し惜しいです。Aメロのフレーズもサビのフレーズも、転調してからの最後も。曲の進行と共に、サックスも変化してゆくのを表現できるとすごくよいと思います。それはコードに対するアプローチだったり、同じインサイドのフレーズでも、テンション感が違うと思います。上手に演奏できているので、場面のカラーを変えたり感情をコントロールするような演奏ができるようになると、もっともっと楽しくなると思います。

・伊勢賢治:もの凄く格好良いです!!!音色だけでなく、自分の音をどう楽曲に寄り添わせるかが考えられていて素晴らしいクオリティーだと思います。ピッチもリズムも文句なしな上に勢いまであって参ってしまいました。自分を突き詰めて頑張って下さい。いつか一緒のステージに乗れたら良いですね。

・本間将人:INTの節々ででてくるテンション感はおしゃれですね!楽器は吹けているので伝えたい事をリスナーに伝えて行くにはどうしたらいいのかを考えて行くと良くなると思います!

審査員プロフィール

プリント

■伊勢賢治

PROFILE:マイカ・ミュージック・ラボラトリーで作詞・作編曲を学び、土岐英史、藤陵雅裕らにサックスを師事。シンガー・ソングライターとしての活動のほかに、松任谷由実をはじめとする有名アーティストのツアーやレコーディング、セッションに参加する他、楽曲提供やホーン/ストリングス・アレンジ、編曲などを行っている。サックス以外にも管楽器全般、ボーカル、パーカッション、ドラム、ピアノなど、数種類の楽器を担当するマルチ・プレイヤーでもある。

■本間将人

PROFILE :1978 年生まれ。東京都出身。12 歳からサックスを始め、洗足学園短期大学ジャズ科を卒業後、バークリー音楽大学に留学。帰国後アメリカで結成したファンク・バンド、グルーヴラインでビクターよりCDデビュー。歌心あふれるプレイで注目を集める。現在はフュージョン系インスト・バンドJAM COMPANYで活躍する一方、 DREAMS COME TRUE、スキマスイッチ、ジャンク フジヤマをはじめ、様々な有名アーティストのライブ/レコーディングに参加する。

■Juny-a[ファイヤーホーンズ]

PROFILE :同志社大学The Third Herd Orchestraにてヤマノ・ビッグバンド・ジャズ・ コンテストで最優秀賞、優秀ソリスト賞を受賞。サックスを近藤和彦、栗田洋輔に師事。 スガ シカオのホーン・セクションから生まれた3管編成のホーン・セクション“ファイヤーホーンズ”の活動のほか、bird、ジャンク フジヤマ、つのだ☆ひろ、SKY-HI(AAA)などのツアーやレコーディングに参加。スタジオ・ワークも幅広く行う。2014 年6月ファイヤーホーンズのリーダー作『Primal Ignition』をリリース。

サックス・マガジンVol.2ではポップス・シーンで数々の有名ボーカリストたちと共演する伊勢賢治、本間将人 、Juny-a(ファイヤーホーンズ)の3人のアルト・サックス奏者に、編集部が用意した同じ楽曲「Sunflower」に対してサックスのレコーディングを依頼。その演奏音源を付属CDに収録し、三者三様の歌モノへのアプローチを体感してもらうことができます。誌面ではCD収録音源の3人の演奏を採譜した譜面と演奏に関するアドバイスを掲載しています。

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 課題曲について

今回の「歌モノ・サックス・コンテスト2015アルト編」の課題曲は、伊勢賢治がプロデュースを手掛けたボーカリスト、泉さやかの1stアルバム『Sayaka Izumi』からキュートな歌声とポップなサウンドが印象に残る「Sunflower」を提供していただきました。

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『Sayaka Izumi』 泉さやか

※『Sayaka Izumi』収録のオリジナル・トラックでは今回の付録CDに収録したものとは別バージョンの伊勢のサックス・プレイが収録されています。

PROFILE:泉さやか 5月8日生まれ、福岡県出身。17歳のとき、地元福岡でライブを行ったのをきっかけに音楽活動を開始。上京後はツイスト、ハウンドドッグの鮫島秀樹氏(b) やサザンオールスターズの松田弘氏(ds)などの大御所ミュージ シャンと共演。その後、プロデューサーの伊勢賢治と出会い2013 年5月に1st アルバム『Sayaka Izumi』をリリース。ライブを中心に活動中。

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