【トランペット用語辞典】第52回 ウォーム・アップ/ウォーム・ダウン(2)

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [トランペット編] by 田中一徳 2014年11月25日

前回に引き続きウォーム・アップとウォーム・ダウンについて書いてみます。

今回はウォーム・ダウン、当日の整理運動と次の日のための下準備ですね。
“クール・ダウン”ではないのは、あくまで“次の日”のためにやるからです。

ウォーム・アップについては前回お話しましたね。

ウォームダウンというのは、当日にかなり吹いていても、翌日またいい状態で吹けるようにするために行います。

具体的には前日のバテや疲れ、腫れを次の日に持ち越さないように、といったところでしょうか。

 

とは言え実際に翌日どうなるかはその日になってみないとわからないのですが、、

例えそうであってもベストは尽くしておいて損は無いと思います。

 

少なくとも唇が自然に反応するところまでは戻しておきたいな、と常日頃思っています。

一番分かりやすいのは、エアー・アタックでppの音量で少しロングトーンすることでしょうか。

ここでやり過ぎても疲れてしまうので、ほどほどに(笑)。

また身体も疲れを持ち越さないように、ストレッチしたりゆっくり湯船に浸かって労わってあげるといいでしょう。

唇も温めたり冷やしたり交互にすると疲れが取れやすいようですよ。

 

さて、今回でこの連載は最後になりますが、僕自身もこのために勉強し直すことも多く、大変勉強になりました。

何となく分からないことをクリアーにしておく、ということはとても大切だと思います。

ちゃんと思考を整理しておくことで、また新しいことを考えることもできますし、モヤモヤさせておくより納得しながらやった方が、きっと楽しくトランペットが吹けると思います。

 

しかし、ここに書いてあることはただの情報に過ぎないので、何事も自分で試したり、感じたりすることがとても大切ですね。

僕も先輩のミュージシャンの方とお話して、大切に考えていることや楽器自体のことを日々少しずつ勉強しながら活動しています。

せっかく聞いたことは、“そうなんだ”と思ってそのまま形だけ鵜呑みにするよりは、自分で試した方がきっと自分の経験や財産になると思います。

これはモノだけではなく、吹き方にも言えることですね。

 

皆さんが末長く楽しくトランペットを演奏できることを願っております!

それではまたどこかで!

 

田中一徳

1988年2月6日生まれ。国立音楽大学卒業。12歳よりフレンチホルン、16歳よりトランペットを始める。トランペットを津堅直弘、小泉貴久各氏に師事。 佐藤恭子リトルオーケストラ、Orquestra swingue e Simpatia等でのライブ活動の他、メジャーアーティストのツアーサポート、レコーディング、TV等、幅広く活動中。



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