【トランペット用語辞典】第49回 ピッコロ・トランペット

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [トランペット編] by 田中一徳 2014年11月4日

今回はピッコロ・トランペットをご紹介します。

image1

ピッコロは普通のトランペットの半分の長さで、High B♭管ということになります。

そのため通常のトランペットより1オクターブ低い運指で操作しますが、高い音が楽に出るわけではありません。

 

また、トランペットのマウスピースを使うシャンクの楽器とコルネットのマウスピースを使うシャンクの楽器があります。

コルネットのマウスピースの方がバック・ボアが細いので、少しタイトな吹き心地になりますね。

さらにB♭管とA管を切り替えるための取り外し式リード・パイプがあり、演奏する曲のキーや用途によって使い分けられます。

 

ピストンにも三本のものと四本のものがあり、四本ピストンの方が低い音が出るのに加えて、替え指を使うことができます。

三本ピストンの楽器の場合でも、四番ピストンの機能を補う為のロータリー付き三番替え管を付属品として付けているメーカーもあります。

 

主にバロック音楽やピッコロ特有の煌びやかな音色が必要とされるときに使われますね。

ピッコロの名手で一番有名なのは、やはりモーリス・アンドレでしょうか。

 

ジャズを主に演奏する方はそんなに使う機会がないかも知れませんが、ゴードン•グッドウィン•ビッグファット•バンドの新譜の『イヤー・オブ・セラピー』でウェイン•バージェロンのピッコロ・トランペットが聴けますね。

 

ちょっと珍しい楽器ですが、大きな楽器店には置いてあると思いますので、興味がある方は見てみましょう!

 

田中一徳

1988年2月6日生まれ。国立音楽大学卒業。12歳よりフレンチホルン、16歳よりトランペットを始める。トランペットを津堅直弘、小泉貴久各氏に師事。 佐藤恭子リトルオーケストラ、Orquestra swingue e Simpatia等でのライブ活動の他、メジャーアーティストのツアーサポート、レコーディング、TV等、幅広く活動中。



TUNECORE JAPAN