【トランペット用語辞典】第47回 仕上げ(ラッカー/アンラッカー)

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [トランペット編] by 田中一徳 2014年10月21日

今回はトランペットの表面の仕上げについて書いてみたいと思います。

見た目としてポピュラーなものは大まかに分ければ金か銀ですが、そのほかにも様々な仕上げがありますね。

まずはラッカーとアンラッカーについて紹介しましょう。

 

ラッカー仕上げ

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これは楽器の周りに樹脂の塗料を吹き付けてコーティングしています。

柔らかい音からバリッとした音までイントネーションを調節しやすく、反応も早くライトでオールマイティな感じです。

 

アンラッカー仕上げ

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表面に特別な仕上げを施さない仕上げで、ローブラスとも呼ばれますね。

こちらは何のコーティングもかかっていないので、表面が酸化してだんだん質感が変わって行きます。

見た目がくすんでくるとともに、音もマットになっていきますね。

特別な手入れとしては、オイルでよく磨きこむことで綺麗に酸化皮膜がかかるように質感を調節します。

ほかの仕上げより音が通りにくいのでアンサンブルなどでは埋もれやすいですが、ソリストには個性があっていいかも知れませんね。

 

ほかにも変わり種というわけではありませんが、サテン仕上げというものがあります。

磨きのかかっていない少しマットな質感が特徴的ですね。

 

次回はメッキ仕上げについて紹介しましょう。

 

田中一徳

1988年2月6日生まれ。国立音楽大学卒業。12歳よりフレンチホルン、16歳よりトランペットを始める。トランペットを津堅直弘、小泉貴久各氏に師事。 佐藤恭子リトルオーケストラ、Orquestra swingue e Simpatia等でのライブ活動の他、メジャーアーティストのツアーサポート、レコーディング、TV等、幅広く活動中。



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