今回はトランペット・スタンドを紹介しようと思います。
持ち替えや休みのときに楽器を立てておける便利なスタンドですが、目的に合わせて用意したいですね。
いろいろなメーカーから発売されていますが、選ぶ基準としては楽器の取りやすさや持ち運びやすさ、そして安定性でしょうか。
大事にスタンドに立てても倒してしまったら大変なので、ここは重要ですね。
一番スタンダードなのはK&M社のスタンドでしょうか。
折りたたみ式の足の本数の違いで、三本足と五本足のモデルがありますね。
▲五本足のもの、安定性は抜群です
▲たたんでベルに収納できるので持ち運びもしやすいですね
スティーブル社のスタンドはプラスチック製でとにかく軽いのが魅力です!
▲ベルに当たる部分には保護用にゴムが着いています
▲さらに楽器保護のためクロスを丸く切って乗せて使っています
▲ベルには収納できませんが、たたんでコンパクトに持ち運べます
コンパクトで軽いので気に入って使っています。
スタンドの先に着いているゴムを取れば、ピッコロ・トランペットでも使用できます。
また足の部分が大きいのでフリューゲルホルンにも使えますね。
色んなものに使えてサイズに余裕があるぶん少し遊びも多いので、倒さないように注意が必要です。
ハーキュレス社からも沢山スタンドが発売されています。
▲少し高さのあるスタンド
▲ピンマイクを使うときにマイクを外さず直にスタンドにさせる
▲分離してコンパクトになる
この条件で使うスタンドの中ではかなりコンパクトですね。
足が大きく安定性も高いです。
ハーキュレス社のスタンドはコストパフォーマンスの高さも魅力です。
このほかに五本足のスタンドも安定感がありオススメです。
このように数多くあるスタンドですが、選ぶポイントの一番はやっぱり倒れにくさだと思います。
それでも楽器から目を離すときは、できるだけケースにしまうことが一番の事故防止です。
実は僕も何度か危ない目に遭っているんです。。
楽器は大切にしましょう!
田中一徳

1988年2月6日生まれ。国立音楽大学卒業。12歳よりフレンチホルン、16歳よりトランペットを始める。トランペットを津堅直弘、小泉貴久各氏に師事。 佐藤恭子リトルオーケストラ、Orquestra swingue e Simpatia等でのライブ活動の他、メジャーアーティストのツアーサポート、レコーディング、TV等、幅広く活動中。