【トロンボーン用語辞典】第48回 循環呼吸

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [トロンボーン編] by 須賀裕之 2014年10月29日

皆さんこんにちは!

今回のサクブラ用語辞典は、特殊奏法シリーズ第6弾“循環呼吸”について解説したいと思います。

循環呼吸とは、ブレスの間も絶え間なく口から空気を吐き出すことによってブレスの時の無音時間をなくす演奏技法のことです。

これによって長い音符やブレスを取るのが困難なフレーズを途切らず演奏できたり、技術次第では数分間にわたる曲の演奏も可能になるんです!

 

原理としてはとても簡単!

息を出している間に鼻でブレスをするんですが、鼻でブレスをしているときは、ほっぺに溜めておいた空気を吐き出して音を持続させるんです。

 

循環呼吸のやり方

1:息を吐いている状態でほっぺを膨らませて、その部分に空気を溜める

2:膨らんだほっぺを元に戻す力を使って、その中の空気を押し出す

3:押し出している時間を利用し、鼻でブレスをする

4:そしてまた普通に息を出す

 

この1~4の手順の繰り返しです。

実際にトロンボーンで練習してもいいですが、水を入れたコップにストローをさして息を吐き、1~4の手順をすることでも練習できます。

この場合、息を吐いているときは水がブクブクと泡立つので視覚的にもわかりやすく確認できると思います!(ですが、行儀が悪いので時と場合を選びましょう!お風呂場がベストかな!?)

 

現代音楽やアドリブでもたまにつかわれる奏法なので、習得しておいて損はないと思います!

 

では、また次回!!

 

須賀裕之

須賀裕之

1982年生まれ、千葉県出身。9歳からトロンボーンを始め、2005年昭和音楽大学器楽学科トロンボーン専攻を卒業。在学中に国立音学大学NewTideJazzOrchestraに所属し第35回山野ビックバンドジャズコンテストにて最優秀賞受賞。卒業と同時に音楽活動を始め、第26回浅草JAZZコンテストでは自身のバンドにて出場しグランプリ受賞。安藤裕子、大塚愛、大橋卓弥、堂本光一、KEMURI、JUJU、SMAP等のアーティストのライブツアーやミュージカル、レコーディングに参加。FUJI ROCK FESTIVAL(2007年及び2013年)やAIR JAM2012等の各種ロックフェスにも出演している。これまでに角田健一、郡恭一郎、佐野聡の各氏に師事。



TUNECORE JAPAN