【トロンボーン用語辞典】第47回 スラップ・タンギング

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [トロンボーン編] by 須賀裕之 2014年10月22日

皆さんこんにちは!

今回のサクブラ用語辞典は特殊奏法シリーズ第5弾、“スラップ・タンギング”について解説したいと思います。

 

スラップと言えばベースでお馴染みの弦を叩くような奏法ですね。最近はギターでのスラップ奏法も話題ですが、弦楽器だけに限らず管楽器にもスラップ奏法があるんです!

それが今回解説する“スラップ・タンギング”です。

 

スラップ・タンギングは“タングラム”とも呼ばれ、息を流しているところを舌で瞬時にせきとめることによってアタック音やノイズを発生させる特殊奏法なんです。

“パチッ”や“パンッ”という破裂的なアタック音やノイズが得られます。

普通のタンギングにたまに織り交ぜてリズムを出してみたり、効果音的に使われることが多いです。

 

スラップ・タンギングは少し口の形を変えなくてはいけないので、ひとつの音で表現する際にも非常にたくさんの息を必要とします。

それゆえに速いテンポで演奏することは難しく、通常の音と“早く”交互に演奏することは不可能と言ってもいいでしょう。

 

これを習得しておくと、トロンボーンだけでのアドリブ・ソロの場面でも有用ですし、現代音楽ではしばしば使われます。

是非練習してみて下さい!

 

では、また次回!!

 

須賀裕之

須賀裕之

1982年生まれ、千葉県出身。9歳からトロンボーンを始め、2005年昭和音楽大学器楽学科トロンボーン専攻を卒業。在学中に国立音学大学NewTideJazzOrchestraに所属し第35回山野ビックバンドジャズコンテストにて最優秀賞受賞。卒業と同時に音楽活動を始め、第26回浅草JAZZコンテストでは自身のバンドにて出場しグランプリ受賞。安藤裕子、大塚愛、大橋卓弥、堂本光一、KEMURI、JUJU、SMAP等のアーティストのライブツアーやミュージカル、レコーディングに参加。FUJI ROCK FESTIVAL(2007年及び2013年)やAIR JAM2012等の各種ロックフェスにも出演している。これまでに角田健一、郡恭一郎、佐野聡の各氏に師事。



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