【トロンボーン用語辞典】第44回 フラッター・タンギング

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [トロンボーン編] by 須賀裕之 2014年10月1日

皆さんこんにちは!

今回のサクブラ用語辞典は、特殊奏法の第2弾“フラッター・タンギング”について解説したいと思います。

フラッター・タンギングとは、巻き舌のような舌の細かい動きにより音を震わせる特殊奏法のことを指します。

この特殊奏法の発案者は、なんとドイツの作曲家リヒャルト・シュトラウスなんですね!

 

楽譜上では音符に“flz. ”や“flt. ”などの表記をするのですが、これはフラッターの指示語である“flatterzunge”(ドイツ語:フラッター・ツンゲ)の略です。

音のアタックと共に音を震わせるのですが、やり方としては巻き舌をしているところで息を吐き出すようにするとフラッター・タンギングになりやすいです。

発音としては“Arurururu……”や“Trururururu……”といった発音をすると、アタックも見えやすく巻き舌もかかりやすいと思います。

 

ジャンルを問わず要求される上によく使われる特殊奏法なので、いろいろな音域でできるように日々の練習に取り入れてみて下さい!(中低音域よりも高音域のフラッターは難しいのです……)

 

それでは、また次回!!

 

須賀裕之

須賀裕之

1982年生まれ、千葉県出身。9歳からトロンボーンを始め、2005年昭和音楽大学器楽学科トロンボーン専攻を卒業。在学中に国立音学大学NewTideJazzOrchestraに所属し第35回山野ビックバンドジャズコンテストにて最優秀賞受賞。卒業と同時に音楽活動を始め、第26回浅草JAZZコンテストでは自身のバンドにて出場しグランプリ受賞。安藤裕子、大塚愛、大橋卓弥、堂本光一、KEMURI、JUJU、SMAP等のアーティストのライブツアーやミュージカル、レコーディングに参加。FUJI ROCK FESTIVAL(2007年及び2013年)やAIR JAM2012等の各種ロックフェスにも出演している。これまでに角田健一、郡恭一郎、佐野聡の各氏に師事。



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