最終回 これまでの習得した技術を使って曲を吹こう

伊勢賢治のサックス初級ドリル by 伊勢賢治 2013年9月2日

さて、長いような短いような。連載も今回が最終回となります。

初心者に必要な練習法や技術を書いて参りましたが、おおよそ伝授いたしました。

最後はその集大成です。

下の譜面をご覧下さい。

 

「For Beginners」

作曲:伊勢賢治

演奏: 伊勢賢治(sax)、法西隆宏(g,engineer)、松崎陽平(k) 、北川淳人(b)

ise52

 

これはこれまでの習得した技術を使って演奏できる曲です。

私の模範演奏とカラオケを用意しましたので、私の演奏を参考にいろいろと試して頑張ってください。

 

模範演奏

 

カラオケ

 

テーマ部分(譜面中[A][B])とアドリブ・ソロ部分がありますが、まずはテーマ部分です。

いろいろな吹き方がありますが、ここはリズムを出すのが一番のポイント。

しっかり音を切る場所を決めて、グルーヴを出してみましょう。

[A]セクションの2つ目のAの音などは短めに切るとメリハリが出ますし

[B]セクションの4つの16分音符はハーフタンギングを使うと良い感じになります。

ほかにも音を飲んだりして大事な音を目立たせるのも良いでしょう。

例えば [B]セクションの、4つの16分音符の後のEの音などはほとんど聴こえないくらいで吹くとカッコよく聴こえます。

 

次にアドリブ部分ですが、これは非常に簡単にしてあります。

基本的にはド・レ・ミ・ソ・ラの5つの音、つまりCのペンタトニック・スケールでOKです。

分からなくても、最初は全音符のロングトーンでも良いので音を埋めていくようにしましょう。

そこから今度は2分音符で音を変え、次は4分音符、8分音符と言った具合に少しずつ上達へと向かっていけば良いでしょう。

 

さて、これまで1年間本当にありがとうございました。

少しでも皆さんのお役に立てていたら幸いです。

もし質問、疑問などなどがありましたら、私のWebサイトから質問も受け付けております。

また現在、少しではありますがレッスンの空きもございますので

興味のある方は下記のWebサイトよりご連絡ください。

http://isekenji.com/

 

というわけで、またそのうちどこかでお会いできることを楽しみにしています。

これからも頑張ってサックスで遊んでくださいね。

では、またどこかでお会いしましょう!

伊勢賢治

松任谷由実をはじめとする有名アーティストのツアーやレコーディング、セッションに参加するほか、楽曲提供やホーン/ストリングス・アレンジ、編曲なども行っている。サックス以外にも管楽器全般、ボーカル、パーカッション、ドラム、ピアノ、指揮法など、数種類の楽器を担当するマルチ・プレイヤーでもある。また、個人レッスン・吹奏楽部への指導なども行っている。サックス&ブラス・マガジンで『サックス初級ドリル』も連載中。



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