【サックス用語辞典】第51回 グリッサンド

知っててよかった!サクブラ用語辞典 [サックス編] by 加度克紘 2014年11月17日

グリッサンドとは、高さの違う音同士を滑らかにつなぐ奏法のことを指します。
楽譜では波線や“gliss.”といった表記があります。

サックスでこのグリッサンドを演奏する場合は半音階、もしくはその調のスケールでつないで演奏します。

前回のピッチ・ベンドは半音くらいまでの音程差の移行をアンブシュアの操作で行うのに対し、グリッサンドは全音以上の音程差のとき運指操作で行うことが多いでしょう。

 

グリッサンドの譜例

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テンポが遅い曲の場合は譜例⑴のように半音階で演奏し、テンポが速い曲の場合は譜例⑵のように少ない音数で演奏するケースが多いです。

 

グリッサンドは滑らかに音を繋ぐことが目的の演奏方法ですので、スムーズに聞こえるような演奏を心がけることが重要です。

加度克紘

広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナーサックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでサックス講師としてサックスの指導も精力的に行う。
著書「一生使えるサックス基礎トレ本 サックス奏者のためのハノン」「サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2 ジャズ編 ギタリストが思いつけない音の組み立て方」「一生使えるアドリブ基礎トレ本 サックス編瞬発力と応用力を高めるデイリー・トレーニング集」「サックス・プレイヤーのための全知識」「100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本」(すべて小社刊)

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